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団塊オヤジの短編小説goo

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「わさび」と「からし」。ないと困るのはどちらですか?

2009-07-29 09:58:11 | トラ場(ブログ人投票箱)

わさび」と「からし」ときたか。オヤジが直感的に困るのは「わさび」だな。「わさび」つかって食うもんは、「わさび」がないと味にならねえ。「からし」は無くてもまあまあ食えるもんばかりだ。嗜好的にはそうだけど、実際効能的にはどうなのか、オヤジは調べてみた

「わさび(山葵)の効能」

わさびをすりおろして初めて現れる辛味の主成分は、「アリルイソチオシアネート(アリル辛子油)」というものです。わさびはこの辛味により次の効能を持ちます。

抗菌・抗カビ作用:すりおろしたわさびと共に、密閉容器で食品を保存すると、食中毒を起こす細菌の増殖を抑える効果があります。

抗虫作用:魚類に棲息する「寄生虫アニサキス」に対しても強い殺菌力を持ちますので、刺身のツマにおろしわさびをつけ、食中毒を未然に防ぎます。わさびの辛味は生魚の臭みを消す効果もあります。

「アニサキス」は鯖・鯵・秋刀魚・イカ・鮭などの大衆魚介類に高率に寄生する線虫で、生わさびのすりおろし汁と食塩水との混合液にこの幼虫を侵漬すると、7時間で活動停止します。

抗ガン作用:6-メチルスルフィニルヘキシル辛子油」は、ヒト胃ガン患者のリンパ節転移由来細胞の増殖を抑制するという実験結果が報告されました。また、マウスの足裏にガン細胞を移植し、本成分を皮下投与及び経口投与すると、肺や肝臓への移転を抑制するという実験結果も報告されています。

血栓予防作用:わさび特有の香り主成分による効果で、血液中の血小板の凝縮を抑制し、血液凝固を防ぐので血栓予防への応用が期待されています。この成分は生わさびだけに含まれるもので、西洋わさび・粉わさびには存在しません。

消化管吸収促進作用:葉柄から抽出した辛味成分を含まない水溶性抽出物には、消化管の細胞間結合における浸透性を上昇させ、消化吸収が期待できます。

食欲増進作用;唾液の分泌を高め、胃腸に入っても消化液の分泌を高めて食物の消化吸収を促進させます。

ビタミンB1の合成増強:ビタミンB1は、糖質の代謝に使われるので、白米を主食とする日本人の健康維持に不可欠で、目の疲れ、肩や腰の痛 みを予防します。スポーツする方やストレスのたまりやすい方には有用です。わさびはこの有用なビタミンB1を合成増強します。

抗菌性-太陽に次ぐ殺菌力:わさび主成分の「アリルイソチオシアネート(アリル辛子油)」はコレラ菌、腸チフス菌、赤痢、O157などを死滅させます。

また、お餅や食パンを、密閉した袋や容器に入れ、すりおろしわさびをその中に少し入れておくと、カビが生えません。

ビタミンCの安定化

ビタミンCは不安定で、効力をすぐ失いやすいのですが、わさびはこれを防止する作用があります。また、わさびの辛味 成分をつくる酵素の働きはビタミンCによって大変強められます(辛味の弱まったわさびをビタミンCの薄い液で溶くと辛味は再び出ます)。

「からし(辛子)の効能」

からし種子の粉末に水を加えると、そこに含まれているシニグリンという成分が、酵素と水分で学反応を起こして「アリルイソチオシアネート(アリル芥子油)」が生成されます。

食欲を高める効果:「アリルイソチオシアネート(アリル芥子油)」という成分です。

この香味成分が唾液の分泌を促したり、胃を刺激したりするので、食欲が増進されます。

細菌の増殖を抑制:この「アリルイソチオシアネート(アリル芥子油)」には食中毒予防にも効果があります。ただし、アリルイソチオシアネートは揮発性の物質なので、練りからしにしてから時間が経つと失われてしまうので、からしは食べる直前に作るのがおすすめです。

防腐作用:醤油の防腐剤として使われることもあります。

というわけで、圧倒的に「わさび」だ。すごいねえ、人間の舌てえもんは。ちゃんと体にいいもんを、見分けて食ってるんだよ。

次回「唐辛子」と「胡椒」なんて「お題」だすなよ。

したっけ。

コメント (1)
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倉内佐知子

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