都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
さん‐もん【三文】
文の銭3枚で、きわめて価の低い意。「―のねうちもない」「二束―」
さんもん‐え【三文絵】 エ
安物のつまらない絵。浄、傾城反魂香「見世に張つたる―を生き物と見違へしか」
さんもんオペラ【三文―】
(Die Dreigroschenoperドイツ) ブレヒトが台本を書き、Kワイルが作曲した音楽劇。イギリスの劇作家ゲイの「乞食オペ
ラ」の翻案。盗賊の親分メッキー=メッサーが乞食の親分の娘と結婚し、最後は貴族になりあがる。ブルジョア社会を諷
刺。1928年初演。
さんもん‐しょうせつ【三文小説】 セウ
低級な小説。つまらない小説を軽蔑して呼ぶ言い方。
さんもん‐ばな【三文花】
仏壇や墓前に供える安い切花。
さんもん‐ばん【三文判】
できあいの粗末な印形。
さんもん‐やっこ【三文奴】
役に立たない人をののしっていう語。
広辞苑
「三文」を『広辞苑』で調べてみると、上記のようにありました。
どれもが、「低価値」、「安物」、「つまらない」、「低級」、「粗末」、「役に立たない」などの意味です。「三文オペラ」だけは意味合いが違います。
しかし、何故「一文」ではなく「三文」なのでしょう。「一文」のほうが、価値がないと思うのですが。
この「三文」には金額的な意味はなく、単なる例えだそうです。いくら調べても「三文」の理由はどこにもありませんでした。
江戸時代の物価を調べてみました。豆腐が「12文」、蕎麦が「16文」、上結が「28文」、按摩が「32文」・・・。
何か気づきませんか?そうです、価格が4の倍数なのです。
さらに調べてみました。江戸時代に流通していた銭が「一文銭」より「四文銭」が多かったようです。「一文銭」が粗悪で流通を嫌ったようなのです。
なぜ「三文」が安いのか理由らしきことが分かりました。「四文銭」1枚より安いという意味なのではないでしょうか。これは、私の推測です。
四文銭(しもんせん)
1枚で4文に通用した銭。寛永通宝のうち明和5年(1768)以降鋳造された真鍮(しんちゅう)銭と万延元年(1860)以降鋳造の精鉄銭、および文久3年(1863)以降鋳造の文久永宝の総称。裏に波紋があるので波銭(なみせん)ともいった。
大辞泉
したっけ。