団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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「早起きは三文の“得”・ “徳”?」について考える

2012-04-25 09:42:28 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

早起(はやお)きは三文(さんもん)の徳

《「徳」は「得」とも書く》早起きをすると健康にもよく、また、そのほか何かとよいことがあるものであるということ。朝起きは三文の徳。

大辞泉

『広辞苑』には、「得」は載っていません。

早起きは三文の得」では、「得をした」といってもありがたくありません。江戸時代の「一文」は、時代によっても違いますが、現在の「10円」から「100円」程度だったようです。「三文」は「80円程度」だと考えればよいそうです。

これでは、早起きしてもせいぜい80円程度の得しかないので意味がないということになります。「80円」の「得」では寝ていたほうがいいと考えるのは、「徳」のない人間の考えることです。

Photo_3  昔の奈良では鹿がとても大切にされていて、家の前で死んでいると罰金が三文課せられたそうです。

そういうわけで、朝早く起きたら家の前に出て辺りを見回すわけです。

家の前で、もし鹿が死んでいたら、その屍(しかばね)を隣の家の前に移動します。

そうすることによって、罰金を払わなくてもすむというわけです。

まさに、「三文の得」です。

この説については、真偽のほどは、確(しか)とは分かりません。奈良ならではの洒落ではないでしょうか。

とく【徳】

1 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「が高い」「を修める」徳目

2 めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「をさずかる」「を施す」

3 ⇒得(とく)1

4 富。財産。

いかめしうなどあれば、家の内もきらきらしく」〈源・東屋〉

5 生まれつき備わった能力・性質。天性。

「鳥といっぱ、高く飛ぶをもってそのとす」〈仮・伊曽保・下〉

大辞泉

Photo_4 朝、早く起きることは、ほんの僅かではあるけれど健康にも良いし、必ずいくらかのご利益があり、 また、何か 自分にとって、良いことが得られるというたとえ。

睡眠をしっかりとり、休ませたばかりの朝、脳の1時間の働きは夜の3時間分に匹敵するのです。ある学者の調査によると、午後3時までの計算能力や手先の作業能力は、夜型よりも朝型の人たちのほうが格段に高かったそうです。

まさに、「早起きは三文の徳」なのです。

また、早起きすることは、早寝をすることです。規則正しい生活を送りなさいという教えでもあるのではないでしょうか。

Photo

したっけ。

コメント (14)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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