年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

都市の真ん中で野菜は進化する

2008年04月06日 | 築地市場にて
都市の真ん中で野菜は育つ
最近は都市の中で野菜を栽培することが研究されていますが実際のところ都市に住んでいる人達にとって野菜なんか関係ないと思っているようです。今のメタボ対策の食事は野菜を多く摂るようにする傾向があります。
 都市住人の要望が野菜の品種改良を招き、季節感の演出を要求する。早だし競争は色々な輸送技術の改革を促進した。早だし競争は江戸時代の南砂町での腐葉土の熱での温室栽培を実現した。『一富士二鷹三なすび』の言葉も生んだ。冬に温室栽培のナスを食べる贅沢がかなうように願ったのである
 戦後の農政の指導の下、伝統野菜は消えつつあるが風土に合った野菜が消えることは日本の食文化を消すことになる。
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