年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

売家を唐様で書く三代目

2008年06月05日 | 築地市場にて
売家を唐様で書く三代目
江戸時代の川柳であるが、築地も三代継続はなかなか難しい。あまりの過酷な勤務と稼いだ金を短時間に使うため浪費となる。そして経営者の浪費が従業員の不平を招き不正を行うようになる。よくある形である。
 先日倒産した人の家族に連絡することがあったので電話したところ迷惑をかけた人の目があるので築地市場内では会えないという。その人はごくそばで勤務しているのだが目に見えない築地市場の仕切りが倒産と言うことで出来てしまった。そんな人もあれば迷惑かけていて自己破産したから関係ないと思っている人もある。長い不景気は築地の人の心の中に色々なものを生じさせている。
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