年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

活版印刷と板紙

2009年05月14日 | 築地市場にて
佐久間貞一の碑
台東区根岸の西蔵院にある佐久間貞一の碑は榎本武揚の書で建っている。旧幕臣ネットワークを示していて碑の後ろに書いてある文の中で気になっていた部分があった。活版印刷と板紙(ボール紙・厚紙)の日本における創始者となっていた。 明治九年(一八七六)東京・銀座の数寄屋橋ぎわに創設され秀英舎(現・大日本印刷株式会社)を創業し活版印刷を始めたと同時に麦わらから手漉きの板紙を作り本の表紙とした。明治19年に機械化した板紙工場も佐久間の手で作られた。明治時代に銀座に新聞社が集まった原因は一般に情報収集するに便利な地だったと思うが印刷する会社や築地活字という会社がそばにあったかもしれない。新聞社で活字が足りなかった時、築地まで取りに行ってたようである。
コメント
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