年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

作り出す需要

2009年05月16日 | 福神漬
作り出す需要
明治の初めに西洋から色々な食品が輸送の高速化で日本に入ってきた。そのような食品は海外に出かけた人達の口コミ宣伝や外国人居留地から少しづつ日本国内に広まってきた。しかし福神漬のような明治時代に創生された食品は今と違って販売拡大する方法が限られていた。昔ながらの方法と新しい宣伝媒体を利用してゆくようになっていく。
 明治の10年代に作られた福神漬の作り出した需要が拡大してゆく過程は調べるとそんな歴史あるともいえる。
 缶詰という西洋の文明に日本の漬物を入れた。しかし高価になったためその需要拡大には苦労したと思われる。日本には漬物にお金を払う文化は昔はなかった。そして記述も少ない。
コメント
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