年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地市場の22日目 ヨード

2011年04月01日 | 築地市場にて
北海道からコンブ等の海産物を満載して、築地に入荷している。例のヨードを含む食品が甲状腺ガンを予防するといううわさで売れ行き好調と聞いていたが満載の荷物を見ていると実感する。軽くて容積の大きい海産物を見ていると買い急ぎがあるようである。しかし、日本人はすでに十分ヨードを摂取していて、過剰摂取となると警告している文があった。ワカメ・モズクなどに入っていて、昆布から取った(だし)にもヨードが残っているという。騒ぎ過ぎ。欧州人はヨードの摂取が少ないため、塩にヨードを添加したものがあるという。この事が中国に於いて塩の買い占め騒ぎの原因となっている。他の国の人から見ると放射能を浴びると直ぐに死滅すると思われているのだろうか。広島・長崎の人は今でも放射能と戦って生活している。
 漬物関係ではコンブの漬物として松前漬が売れ行き好調であるという。商人としては売れ行き好調にブレーキをかける事は出来ない。気休めで。
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