4月20日築地市場東京都講堂にて東京都の主催で『放射制物質と食品について』と題して講習会があった。21日もある。狭い会場は250名ほどの市場関係者で1時から始まった。いつもの講習会と違って、早朝から勤務している市場人は一人も居眠りすることなく真剣に2時間ほどの講演を聴いていた。農林水産省の人もみえていたがとにかく原発の制御がなされていない以上では状況の変化に対応できるようにはっきりした方針が出せないようである。農水産物のモニタリングの状況が講演の後の質問で内容が理解できるようになった。少し汚染の状況が安定してきたようであるが風評被害をなくすまでには到っていない。今の行政側の建前では市場には汚染された食品は入荷していないこととなっている。
講演終了後、市場人の表情は暗い。今回の講演では何も進展は期待できなかった。食品に対して日本では公的機関で放射能の証明を出せるところが少ないという。食品では短時間の検査で証明を出してくれるところが無ければ実用的でない。
今回の講習会で個人的に感じたことは今のレベルでは原発の付近の住民を除くと高齢者は放射能に関して過度に心配する必要はない。ただ年少者には注意をしなければならない。
講演終了後、市場人の表情は暗い。今回の講演では何も進展は期待できなかった。食品に対して日本では公的機関で放射能の証明を出せるところが少ないという。食品では短時間の検査で証明を出してくれるところが無ければ実用的でない。
今回の講習会で個人的に感じたことは今のレベルでは原発の付近の住民を除くと高齢者は放射能に関して過度に心配する必要はない。ただ年少者には注意をしなければならない。