年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地市場の35日目 くじら

2011年04月14日 | 築地市場にて
やっと豊洲移転に関してまともな意見の文章に出会った。それは3月14日の政策研究大学院大学 小松正之氏へのインタビューである。小松氏は築地市場大物業界(まぐろ等)の記念講演会で講演するくらい築地には詳しい方である。また海外の水産業界も詳しく、日本の水産業のため、特に「クジラ」に関しての国際会議での活躍は目覚ましかった。さらについでと言ってもよいのだが小松氏が水産庁に在籍していた時、かれの下で事務をしていた女性が今築地仲卸の社長夫人となっていて築地市場水産部の内部事情にもっとも詳しい人の一人でもある。ただこのインタビューは福島の原発事故が酷くなったことが報道される前だったので築地市場の危機の状態は反映されていない。今の状態での築地及び東日本の漁業者に対して良い政策はあるのだろうか。聞きたい。
 築地の移転はスリーアイ(I)が揃ってようやく実現したと言って良い。一つ目のIは石原知事である。東京都の役人は任期が短く、長期にわたる築地市場再整備の問題解決には業界のまとめ役が必要である。
コメント
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