年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地市場の38日目新任挨拶

2011年04月16日 | 築地市場にて

新年度が始まって、配置転換等の関係で新任の挨拶にやって来る時期となった。今年の挨拶は「大変な時に新任になりましたね。」で始まる。ついでに3月11日はどこにいて、どんな行動をとったかを話す事となる。節電対策は次に来る。既にサマータイム制もどきを実施しているので夕方5時過ぎには大方の社員は家の付近に帰っていて、帰宅難民となる恐れはない。律儀な日本人は地震があっても大方の人は5時まで仕事をしていたようで、頻繁に起きている余震で電車が止まったり、運行本数が減らされていてヒヤヒヤしているようである。最近の調査では11日の平均帰宅時間が8時間だったという。もちろんその中には食事の時間も含まれていると思うが帰宅難民話は後世に残るだろう。
 かき菜や春菊などの汚染された野菜の制限解除の知らせが続々と連絡が入り、新しい段階に入った気がする。今後は規制が続いている商材と解除になった商材が混在する難しい時期に入った。
様々な分野で汚染除去の工夫がなされていて、原発が冷温化すれば風評被害も収まる気がする。コンビニの棚にもカップラーメンが元通り陳列されていて、あの騒動はなんだったと思う。ガソリンスタンド渋滞が過去の歴史となった気がする。築地のスタンドも元のようにターレー専用のスタンドとなりつつある。未だに消えないセリ見学中止のポスターも外国人観光客不在では解除しても良い頃だと思う。しかし東京都の場内放送では安全のため、観光は自粛してくださいと放送している。築地市場で働いている人達の安全はどうなっているのだろうか。ヘルメット着用指示まだ出てはいない。工事現場より少しましな状態なのだろうか。ニュージランドの地震で倒壊した語学学校は前年の地震で耐震力が落ち、次の大地震で倒壊したという。築地の施設の古さは中で働いている人が一番理解している。
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