年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

九段会館.昭和館

2013年08月09日 | 宅老のグチ

地下鉄九段下駅付近に九段会館・昭和館がある。戦争の記憶遺産ともいえる。この土地に天保時代には新見正路の屋敷があった。新見伊賀守正路は大坂町奉行等を勤め『徳川実記』の編纂にも参加した人物で井関隆子とも縁戚関係であったという。路ひとつ隔てたところに住んでいた井関隆子は良く遊びにいっていたという。
 夏は終戦の夏である。先の震災で九段会館の天井が崩壊し、死者が出た。今でも閉鎖されていて、いずれ取り壊しとなるのだろうか。修復保存とするには戦争の遺族会の高齢が気になる。千代田区の図書館に通っていた頃、何を借り出していたか記憶が消えた。
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