年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

気になって

2014年04月01日 | 宅老のグチ

NHKの鼠小僧のドラマからふと思った。
井関隆子日記をまた読み始めて、戸田氏栄の部分を集中して読んでいるが、かなりの交流があるようだ。天保11年12月13日の日記で鼠小僧の話が出てくる。町のうわさを元にして松林伯円が元南町奉行筒井政憲の隣地に居住していたとき、鼠小僧の話を講談にした(天保怪鼠伝)。すぐに歌舞伎となり今に伝わる。安政4年(1857年)に伯円の講談鼠小僧をもとにして河竹黙阿弥が『鼠小紋東君新形(ねずみこもんはるのしんがた)』作り、上演し人気作者となりました。大垣戸田家が盗難被害金額が多かったようですが大名の体面もあって実際は不明のようです。
井関隆子の日記で鼠小僧の事件を記述はどこか不自然で世間に伝わる風評ではなく、ごく近い捜査関係者から漏れた伝聞を書いた気がする。子年の年末に鼠のことを書くのはおかしい。誰から聞いたのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする