年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

福神漬>なたまめ>刃豆>帯刀>廃刀令>散髪脱刀令

2014年04月19日 | 福神漬
福神漬>なたまめ>刃豆>帯刀>廃刀令>散髪脱刀令
断髪-近代東アジアの文化衝突 劉香織著から
江戸時代から明治になって外見上一番変わったところは服装髪型だろう。この習俗というものが心と結びつき変化しにくく、さらに抵抗があることを書いてあった。明治の10年代になると西洋文明を受け入れた人が増え、旧習と思われた人が東京では少数派になる時だったかもしれない。福神漬に最初から入っているなた豆はそのような抵抗勢力の象徴だったと考えるのが理解しやすい。上野周辺の反明治政府親幕府の気風がそれを後押しした気がする。
コメント
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