このところ目立つカメラマンの築地市場内の徘徊と思われる行動が目立つ。大きなカメラをぶら下げ、人気のない休市前の夕方あちこちの風景を撮影している。どうやら終わりが近くなった築地市場の活気のある風景と活気が消えた風景を撮っているようだ。着々と市場が移転する工事が周囲では進んでいるようだが日々の業務が忙しく、時間が経ってゆく。
外部の人はまだ築地市場最深部へは侵入していない。そこは長靴の世界で部外者ははっきり解り胡散臭い目で見られる。ここも連休明けには橋が架かり、他の冷蔵庫の解体工事が始まるという。引っ越し前にずい分風景が変わりそうである。徘徊カメラマンはどこで情報を仕入れているのだろうか。