年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

中高生のワクチン接種・ 日本で初めての個人の判断が必要な事例

2021年06月12日 | 宅老のグチ
ファイ―ザ-のワクチンが12歳以上の接種許可で、個人がワクチン問題で自己判断を迫られることになった。戦後のワクチンは小さな失敗例から政府のミスの隠ぺいで基本的にワクチンが無視されていた。ここに新規のワクチン製造方法でファイザ-が作ったのを疑念に持つ人も多数いて、今政府がためらっている。同様な事例もアメリカでもあって、さらに中国でも政府の見解に疑問が持つ人が多く、接種が進んでいないと感じる。台湾では日本が送ったワクチンを疑念に思う人は中国で中国製ワクチンを打っているようだ。中国検索システム百度で(台湾・ワクチン)と日本語で入力すると、台湾人が中国本土で死のファ―ム製のワクチンを打っている記事があった。
 日本でも文部省と厚生労働省の見解が分かれていて、接種券の発想にためらう自治体もあるという。
 いずれ64歳以下の接種が進めばこの問題はお盆以後の大問題となるだろう。自粛し、家に閉じこもっている老人は外からコロナが持ち込られるしかない。すると中学生・高校生も家庭へのコロナの持ち込み者となる。従って高齢者と同居の有無がワクチン接種の必要性判断の基準となる。このような個人情報は行政は把握していないので家庭の判断となる。コロナの蔓延状況と医療設備のひっ迫度情報でワクチン接種の判断となる。このような高度の判断を日本人が出来るのだろうか。大方TVの騒ぎ人が明確な方向を出せない気がする。

 4月までの日本のデ―タだと50代以上がコロナの死者の大部分で、40代以下の死者は少ない。変種のコロナは若年層の感染者が急速に増え、重篤化しやすいという。
 命の問題を日本では議論を避けてきた。それは個別の心情を表明しない政治家の逃げの思考がある。政党の規約に縛られ行動する。これだけ予算の中で占める医療福祉は聖域でなく、議論する時期に来たようだ。
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