年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

高圧酸素室の体験 気分は火葬になった

2022年02月12日 | 宅老のグチ
2021年2月に急病で病院に入院となった。診断は腸閉塞(イレウス)で鼻からチュ-ブをを挿して胃液等を吸い出し、栄養は点滴で補い、腫れている腸が静まるのを待つ治療となって、数回高圧酸素室に入った。円筒形の透明なところがある筒は人が入る大きさで、台車に乗って円筒の中に入るのを見た時、どこかで見た風景かなと,火葬場のところを思い出した。ベッドがある台車に乗り替えて、看護師が筒の中に送り込む。透明な筒に外側のテレビがコロナの放送をしていた。筒内はほぼ酸素のみなので、静電気を発生させるものは身に着けていない。約1時間で出るのだが、やはり娑婆に戻った気分になって、普通の空気を吸った。4から5回経験したが他の人は筒内でどう過ごしているのだろうか。
 日本の火葬場は90%が台車式では、まず主燃料炉と呼ばれる場所に台車と棺を運搬します。その後バーナーで棺を台車ごと一緒に焼く、という火葬方法です。何か病院の高圧酸素室の仕組みと似ていませんか。
 治療の時に医師の説明でサッカ-選手がケガで長期離脱時という診断を受け、カプセル型の酸素室で治療し早期の回復となったことを話してくれた。これには世界アンチ・ドーピング機構WADAにより高気圧酸素治療は禁止リストから除外され、ドーピング対象ではないことが明示された以降、高気圧酸素治療のスポーツ領域への適応は拡大・増加しているという。

 だんだん人間の体内に外部で作られた細胞が入ってくる時代に来た。アメリカで豚の心臓を移植した人はまだ生きているのだろうか。 
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