国の会議で、テーブルの上にお茶のペットボトルが置かれている。築地市場で農林水産省・東京都市場監査。税務署等の調査で、昭和の30年代まで昼食の寿司など出していた時代があった。それから業務監査時にはお茶だけとなり、さらに人手不足となってお茶を出す人も足りないため、ペットボトルを出すだけになった。新年のあいさつ時に、東京都の職員に年賀タオルを出したら、受け取りを拒否された。これも東京都の倫理規定では違反のようだ。
神奈川県警の公務員が葬儀業者の接待事件でどこの警察でもやっていると裁判で証言していたが、警察官で拒否する人や届け出している人もあると信じたい。
昔からやっていて許されるからと思っていても、時代が変わり人の裁量が減り、他の人が来ても仕事が進むようにする時代が来た。焼津市場の問題はどこの産地市場でも起こる問題で、青果物や水産物の窃盗は単価の安いときはあまり盗まれないが単価が高くなったときは盗まれ、他の市場に運ばれ売られる。これは卸売市場法の問題でチョット前まで持ち込まれる物の拒否権がなかった。もちろん窃盗したものと知っていたら犯罪となるのだが、多くはそのような申告がなく、流通する。
人権侵害の労働で得た、安い農水産物でも日本に来れば売れるとなれば荷物は集まる。心が貧すると安さが優先となる。今の日本の学生は就職のことを考えて学生生活を送っているが欧米で学んでいる学生の中では先進国の不正活動を暴露している人もいる。これを追及されると日本の販売店の多くは消費者に説明できない。中国のウィグルの問題も日本ではあまり関心がないのは日本の学生の問題でもある。
今あるスーパ-が生産者からの一律の大幅の値上げを拒否し、店から排除するという。この他店より安いという行動で売り先を失った製造者が多数あって、30年間の不況が続いた。当然物価が上がらないので給与も上がらなかった。今度の海外由来の物価上昇は長い不況で寡占化が進んだ日本でどう変化するのだろうか。
人口が減って食の絶対量も減る。競争が激しいというより、先行きに希望が消え工夫も減る。これでは事業の継続は望めず、良心的なところが先に消える。気が付くと、町の中をヤマトと佐川の車のほかにヨドバシと郵便局が走り、カクヤスとウーバ-・出前館も加わり、マックの赤いバイク、ピザ屋のバイクも走る。店に品物がないと宅配の世界となる。3度めのワクチン予約でだいぶネット利用が増えた気がする。習うより慣れろ。