毎日のようにポストにチラシが入っている。この宣伝方法は文献から明治期(引き札)から広まった様に感じる。江戸時代は和紙の世界で紙が貴重品で、紙くず拾いの仕事が成立した。今の日本ではホ-ムレスの人たちはアルミ缶は取ってゆくが重い紙は業者系の拾い屋が行政の目を盗んで持ってゆく。それでも中国が古紙を輸入しないと家庭ごみを盗む業者が減った気がする。リサイクルの業界は世界の情勢に敏感であることを感じていた。
江戸時代は紙媒体の宣伝は主力でなく、口コミの宣伝が主だった。特に歌舞伎役者が舞台上でせりふのように話すと売れる。また戯作者(今の感覚だと小説家)が著書の中で記述し、商品を売ることもあったようだ。
豊洲移転前の築地市場内の粗大ごみの排出は世間の方法と違って、オフィスデスク等はあらかじめ指定された日時に生ごみ集積場まで持って行き、立会人にゴミの内容を記帳し、後日に普通ゴミと共に築地(豊洲)市場協会へ別料金として支払う。
築地市場が豊洲移転時にはすべての残置物は所有権を放棄したという書類を書いて、残した。例外もあって、業務量プレハブ冷蔵庫は、中のフロンガスを抽出した証明書を提出し、残置物としてゴミとなった。空調のエアコンはそこまでの書類を求められなかった記憶がある。豊洲移転日の午後には表向きには築地市場に巣を作っているネズミの逃亡を阻止するといって、隙間の無い鉄板で築地市場が囲われた。あとで気が付いたのだが実際は中の水産仲卸の業者を築地市場で営業継続を排除する目的があった。一部の水業者が少し抵抗したが、東京都が豊洲へ移転の年末の一番忙しい時に、抵抗した仲卸を豊洲市場内の営業停止処分とした。その後はどうなったかは知らない。多分従業員は他の仲卸へ転職だろう。
市場関係者は多くの仲間内の古い情報(神田から大田市場へ移転)で行動していて、世界中の観光客が築地市場に来ている時、食の衛生管理をしている東京都が温度管理が出来ていないことをオリンピックで世界のマスコミに周知させる恐れがあって危機感を行政が持っていた。先進国で日本だけが生鮮市場で温度管理が出来ていなかった。今中国でやっとコロナ対策で生鮮市場の衛生管理を始めそうだが見本のシステムは日本の築地市場の様だ。
ロシアとウクライナの戦争報道は国によって報道姿勢が異なり、規制のある国でも戦況の変化で、ニュ-スの扱いの頻度・表現が変わる。どんな終戦・休戦になるか判らないが、終わりが見えてきた気がする。ロシア外相のヒットラーのユダヤの血説がロシアの敗北促進したと思える。プーチンが外相発言の誤りをイスラエルに謝罪したという。ロシア内のユダヤ勢力は侮れない。
人の命がかかわると行政は動く。しかし想定だけだと予算がないと言って先送りとなる。個々の案件は声高の政治家の関与から始まることになる。
さて機密文書の処理は、築地市場内の信用金庫に聞いて、信頼のできる業者を紹介してもらった。ケチって不用品回収とかの業者に任せると、文書を読んで恐喝される恐れがある。返品回収でも。賞味期限の切れたものを安易に市場に捨てると食中毒を起こされ恐喝されるので、耳と言われる部分を切って捨てた。