母の死去に伴い、相続の問題から今住んでいる家を解体し、その後今の現況に合わせて再開発すると結論に達し、未定の計画だが最長4年ほど転居をすることとなった。昨年5月から、信用金庫の融資担当者と話していて、少し現況の不動産高騰事情から、高齢者の住宅融資はなく、ほぼ現金購入しかありえないと思った。今の低金利で融資されるのは35年ロ-ンで85歳までで完済することで、現実では50歳を過ぎると35年ローンは組めない。そのロ-ンには生命保険が入っていて、住宅融資保証会社はリスクを軽減している。従って担保のある物件を持っていても、何か相続や認知症の問題があって、金融機関は審査が厳しいと思った。そして結論として賃貸で一時転居となった。一時転居と決まると、物件の状況の優先順位決めるのだが、予算は無理のない値段で、さらに柴犬と通う病院の交通機関の利便性となった。今はまだ自動車免許を持っているが、車の所有から離れ、借りている。犬の病院通いは柴犬は普通のタクシ―を利用できず、専門の貨物扱いの動物タクシ―を予約して送り迎えをしてもらうので。二度ほど利用したが走行距離の割に高額だった。
同様に人間の病気もカルテがある病院に歩いて行ける住まいということとなった。今は駅まで10分なので妥協して駅から15分で探す。さらに高齢者の積水ハウスとかのシニア賃貸マンションは大方の面積は55平米以下なので、その面積クラスを探せば、今の住居の物量を減らすリハ―サルとなる。昨年の妹の死去より、遺品整理を始めたが、高額な家具も住む家と人がいなければ亡くなった妹の思い出が詰まっていようがいまいがゴミとなることを知った。
そんな条件で検索を近所の懇意の不動産屋に聞いて、5月の連休明けから家探しの行動となった。もちろん昨年秋から家探しの検索はしていたが、物件が少ないと感じていた。
もう二度と柴犬は高齢者は飼えないと思った。ペット可の物件は大方は小型犬で、柴犬か豆柴と言っても家主は理解がないかもしれない。柴犬は中型犬となり、ペット可の物件は少ないし、さらに敷金が普通の倍から3倍となる。自宅で犬を飼っていても一時転居の必要がある時は高額になり、さらに物件が少ないのを知った。人の住まない空家が近所にもあるが賃貸物件でなく空屋となっている。一時転居の物件が検索で出てくるがさらに少なく、何か家の造作も犬にリフォ―ム時期の開始を左右する。
こんな難条件の家探しで、妥協できる賃貸の築50年の家が見つかって、保障会社の審査中となった。