年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

75歳の壁

2022年05月23日 | 宅老のグチ
75歳から国民健康保険から後期高齢者健康保険制度に代わって、保険料が増大した。3割負担は変わらず、72まで築地市場で働いた後遺症がでた。
80歳の壁 和田 秀樹著東京 幻冬舎
この本を予約したが待ち人が多い。5月5日は毎年子供の数を発表になるが、15歳以下が41年連続で減っているという。日本は移民が少ないのでどんどん減るしかない。出生者が80万人になっても危機感がない政治家の様だ。相変わらず投票権のある高齢者優遇の政策で、未来の高齢者を支える子供を減らす選択をしている。
 高齢者の平均寿命とか、平均健康寿命とかのデ―タを見ると、平穏に日常生活を送っていることが統計上は例外のように見える。それゆえ若い人たちが年収が低いのに、住宅ロ-ンが組めるが、それにはマジックがあって、生命保険で破綻しないようにできている。親子ロ-ンとかの仕組みもあって借金漬けになりそうだ。
 平均余命というのもあって、75歳だと男は2022年は12.68年, 女は15,43年となっている。単純に男の75歳の半分は90まで生きそうで、女性の半分は95歳まで生きそうだ。ここにも平均という言葉のマジックがあって自分が平均健康状態にあるかどうかが判定できない。もう寝たきりで介護施設に入っている75歳もあるだろう。母の入っていた特養のデ―タでは平均在所年数は4年位で、200人ほど収容しているので一年で退所者を考慮しないと、月平均4人ほど亡くなる計算となる。母は4か月ほどしか特養に居なかったので平均を下げた人になったが、良い介護で家で出来ていた傷が消えていた。
 今75歳になって、余命ということを考え金銭を消費している。足りなくても困るが残して争いの種となってはいけない。そこで想定寿命を考えるのだが平均健康想定寿命の数字がない。ひとりで自分のことが出来る、つまりトイレに行って、排泄物を他の人に迷惑をかけないことが出来ることが健康とすると数字が出そうだ。80歳になると室内でも転倒があって、骨折し、治療で寝たきりとなり、一気に介護保険利用者となる。

 昔若い時に築地市場で働いている人たちが昼からギャンブルをしていた。特に昼過ぎは競馬新聞を見て、ノミ行為している人に電話していた。今は携帯で馬券等を購入できるのでノミ行為は表面的には消えた。豊洲へ移転する時期になって市場の高齢者労働者が新聞を読むことは昼に競馬・競艇・競輪しかないので認知症予防となると思い始めた。昼の公営レ-ス場はエアコンも利いていて、掛け金をかけなければ損はない。配当金から理屈では25%の人は負ける。無料の送迎バスに乗ってエアコンの部屋で一日過ごす。これでシャワ-設備があれば節約の夏となる。
 大型パチンコ店で開店後の客は高齢男性が多い。あそこで眼球の運動をしている。時々、タバコを吸うために喫煙室に移動する。椅子の上の座禅でなく、瞑想のように見える。
  
 


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