年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

福田村事件の本を返して

2023年10月22日 | 宅老のグチ
図書館で借りていた福田村事件の本を返した。返す前に延長の所に42人待ちとなっていた。半年もすれば即に借りることが出来ると思っている。映画館も渋谷のユ―ロスぺ-スも終わったようだ。もう一度見る予定は最初の舞台挨拶があったテアトル新宿で見ることに決めた。その前に流山へ行ってみたい。著者の辻野弥生さんは 始まりは流山の異邦人から来るという。
 福田村事件の映画のチラシで千葉県福田村(現野田市)とあって、気になって映画を観ることになり、さらに野田市の市史がまだ刊行されていないことに都立中央図書館で知った。全国の地域史は都立中央図書館4階で見ることが出来て調べることも出来る。戦後の昭和の40年代に大方の地域史が刊行されている。地域によっては統合もあって平成の時代に戦後史も出している所もある。先の戦争で亡くなった叔父の生まれ育った春日部市は平成の時に戦後の部分の地域史が発行されている。春日部市と野田市はほぼ人口が15万人ほどで春日部市が市史があって野田市は市史の近現代史の資料編があるだけで、本体の市史が見当たらない。東京都の図書館では野田市の地域史の所にキッコ-マンの百年史が置かれている。
 調べてみないと普通が普通でないことを福田村事件の本を読んでいて知った。これでは小学校で地域の歴史の根拠となる本が野田市には無いということになる。行政が福田村事件と戦前の日本での最大で最長期間のストライキがあったキッコ-マンの労働争議がマダ記述できない状況と思える。両論併記しかないとおもう。
 どこかで決着をつけないと東京からの電車計画が来ない気がする。11月にはア―バンパ-クラインの野田市駅前広場とバス停整備が完成する。
コメント
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