■ 春。ようやく火の見櫓巡りに相応しい季節になった。昨日(2日)佐久市内で火の見櫓巡りをした。以下、昨日のヤグ活の報告。なお、昨日の走行距離は193kmだった。
朝8時半ころ自宅を出発。岡谷市長地から国道142号を通って長和町へ。依田川沿いに通る旧中山道に火の見櫓が立っていた。こげ茶色に塗装されており、目立ちにくい火の見櫓だが、我が優秀なるやぐらセンサーが反応した。これが昨日最初に出会った火の見櫓。
1494 小県郡長和町和田 4柱4〇型たばね脚 2024.04.02
4柱4〇型は東信地域で最も多く、櫓型(*1)の火の見櫓の7割近くを占めている。また、たばね脚はおよそ6割を占めている。櫓が直線的に逓減していること、櫓上部の交叉ブレースに平鋼が使われ、下部にリング式ターンバックル付きの丸鋼が使われていることも東信地域の火の見櫓の特徴。東信の火の見にしては太め。
残念なことに半鐘が撤去され、替わりにモーターサイレンが設置されている。火の見櫓が撤去されずに残っていることを幸いとすべきか。
*1 火の見櫓は柱1本の柱型、2本の梯子型、3本、4本の櫓型に大別される。