透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

259枚目@龍門渕てらす

2024-11-06 | C 名刺 今日の1枚

 安曇野市明科にある龍門渕てらすはフリースペース。シェアオフィスで仕事をする人やシェアキッチンを使ってランチ営業をする人が何人かいたり、そこで食事をする人やセルフカフェを利用する人もいる。色んな人が利用するから、ここは人と人を繋ぐ結節スペースのような役割も果たしてもいる。

昨日(5日)の昼過ぎにこの龍門渕てらすに運営スタッフで友人の中村君を訪ねた。久しぶりに会って、あれこれ話をしていた。そこにやって来た若者とあいさつをして、名刺交換した。


259枚目 安曇野市の地域おこし協力隊の山崎大輝さん(*1)。

山崎さんは愛知県出身。10代の頃はバンド活動をしていて、全国ツアーもしたそうだ。その後、西表島でネイチャーガイドを経験して、自然が身近にある生活っていいなぁと思ったとのこと。地域の活性化にも興味があったそうで、今の仕事に就いたと聞いた。まさにピッタリの仕事。

山崎さんの名刺には地域おこし協力隊 明科地区活性化 アクティビティ担当とある。明科はアクティビティ活動の拠点としてポテンシャルの高いところと捉えることもできるのではないか、と思うと伝えた。

シェアオフィスを利用していた女性の方にセルフカフェのコーヒーを私の分まで淹れていただいた。感謝。

山崎さん ガンバってくださ~い。




こんなサードスペースが我が僻村にもあったらいいなぁ・・・。


*1 拙ブログでの紹介を了解していただいた。


名刺 250~258枚目

2024-11-04 | C 名刺 今日の1枚

 名刺を渡したその日に書いてこそ「名刺 今日の1枚」なのに、このところサボっていた。

過日(って、大分経っていて9月24日)、村議会議員二人と名刺交換する機会があった。250枚目、251枚目の名刺だった。10月31日の二八会でシンガーのあこさんに渡した名刺が252枚目。

今月2日のOB会でHR君とTKD君、それからID君、ON君、TKS君の5人に名刺を渡した。その順番を覚えていないが、253枚目~257枚目だった。

**平林さんには研究室当時から使っていたロゴの “U1” マーク入り名刺を頂き、また、予定やら日々の細々した記録を留めた綴りを見せていただき、当時と変わらないなぁ……と、懐かしく、その几帳面さに改めて感心した次第です。** グループラインに寄せられたON君のコメント。よく覚えていてくれたものだ。そうあの頃からずっと続いていて、今年のダイヤリーは47冊目。

先生に叙勲のお祝いの花束を手渡したSSさんは卒業年度からして、まだ30代。OB会では初対面の人と話をすることを自分に課しているので(そうすることで知り合いが増える)、SSさんに声をかけて少しだけ話をした。で、名刺交換したが、渡した名刺は258枚目だった。


 


249枚目 木工作家・金子裕一さん

2024-09-15 | C 名刺 今日の1枚

写真①

写真②

写真③

写真④

金子裕一個展『土に還る』

会期:9月14日(土) - 9月16日(月)
11:00 - 17:00
会場: BLUE HOUSE STUDIO
長野県東筑摩郡朝日村針尾1037-6


 木の持つ風合いの魅力、手づくりの魅力。衒いの無い造形の作品を観ているだけで心が安らぐ。加えて作品にぴったりの展示空間(写真①)。作品に塗る柿渋もベンガラ(写真④)も自分でつくるという金子さんのこだわりに拍手! 

在廊中の金子さんとあれこれ話しをした。その時渡したのは249枚目の名刺だった。


 


248枚目は信濃毎日新聞社の記者

2024-07-23 | C 名刺 今日の1枚


ポスター(部分)朝日美術館の玄関で撮影した。

 長野県朝日村の朝日美術館では8月25日までの会期で「こっぱ人形ってなぁに? ~農民美術のいま 徳武忠造と教え子作品展~」が開催されている。一昨日(7月21日)行われたギャラリートークに参加した。




一昨日(21日)に限り、会場内の写真撮影が許可されていた。個々の作品にフォーカスしないことなどの条件で。

色鮮やかなこっぱ人形が人形が白いキューブの上にいくつも並ぶ様は実にきれいだった。こっぱ人形はできるだけ少ない平面で人の姿(風俗)を表現する彫刻。少ない面で人の姿が的確に捉えられている。ポスターの人形を見ればこのことが分かる。

会場にいた学芸員のAさんと言葉を交わすと、その場に居合わせた信濃毎日新聞のT記者から名刺を渡され、挨拶された。美術館の関係者と勘違いされたのではないか、と思う。で、私も名刺を渡した。市民タイムスのS記者に渡した名刺が247枚目だったから、信毎のT記者に渡した名刺は248枚目。この作品展やギャラリートークのことがどんな記事になるのか、楽しみ。

PS:23日付信濃毎日新聞の地域面(25面)に作品展を紹介する記事が掲載されていた。


 


247枚目 市民タイムスの記者

2024-07-21 | C 名刺 今日の1枚

 前の記事に書いた二八会のカレー大作戦に市民タイムス(松本平17市町村が発行エリアの地域紙)のS記者が取材に来ていた。来場者へカレーを配布し終え、偶々私が取材を受けた。

S記者とは今年になって既に数回顔を合わせていたが、名刺交換をしていなかった。S記者に渡したのは247枚目の名刺だった。

今日(21日)の紙面に「カレーで広がる支援の輪 大作戦スタート 初回は二八会が調理」という見出しの記事が掲載されていた。記事の最後に、私がS記者に話したことが**「気心の知れた仲間とつくる時間は楽しい。作り手も楽しみながらやることが大事だと思う。元気な限り協力したい」**とまとめられて載っていた。これは二八会のメンバーみんなの気持ち。


 


246枚目 「Wandering Olive Trees」

2024-06-30 | C 名刺 今日の1枚


246枚目 阿部充紘さん
 
阿部充紘写真展『Wandering Olive Trees 』

第一会期:2024年6月29(土)〜30(月)
第二会期:2024年7月12(金)〜15(月)
     12:00-18:00
会場: BLUE HOUSE STUDIO
長野県東筑摩郡朝日村針尾1037-6

2018年10月から2019年3月までの半年間、中東のパレスチナに滞在した阿部さん。その間にパレスチナ、イスラエルで撮影した膨大な写真の中から選び出した十数点を展示している。

激しい戦闘場面はない。静かなとでも形容できるような日常の光景のモノクロ写真。そこに何気ない日常の背後にある「影」を見る阿部さんの冷静な眼をぼくは見た。


 


Aas Ani テキスタイル作品展『ここに在る』

2024-06-14 | C 名刺 今日の1枚

245枚目の名刺は鶴田希望(Aas Ani )さん 

鶴田さんとは2013年の11月に初めて会って、その時に名刺交換している(過去ログ)。
Aas Ani テキスタイル作品展『ここに在る』を観た。在廊していた鶴田希望さんとあれこれ話をすることができた。今日(14日)改めて名刺交換した。鶴田さんの作品は朝日美術館でも観る機会があった(過去ログ)。


屋根に設置されている窓からギャラリーに入り込む外光と作品とのコラボ。時のうつろいとともに表情が変わる。


柔らかな布に版画の技法によって制作された作品。淡い色彩がなんとも魅力的。服装の色も作品に合わせたとのことだった。見えるものでも風のように見えないものでも、同じように感じる・・・という感性。



見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
「星とたんぽぽ」より

鶴田さんは金子みすゞと同じようにこまやかな感性の持ち主なのかもしれないな、話をしていてそう思った。


作品を観ていて西條八十が訳した「風」という詩が浮かんだ。作者は覚えていなかったが、調べてクリスティーナ・ロセッティだと分かった。

誰が風を見たでしょう
僕もあなたも見やしない
けれど木の葉をふるわせて
風は通りぬけてゆく


Aas Ani テキスタイル作品展『ここに在る』
会場: BLUE HOUSE STUDIO (長野県東筑摩郡朝日村針尾1037-6)
会期: 2024年6月13(木)〜17(月) 10:00-17:00


 


244枚目 写真家 荻野良樹さん

2024-05-26 | C 名刺 今日の1枚
 長野県朝日村針尾にあるBLUE HOUSE STUDIOで開催されている荻野良樹写真展「山神3」は今日26日が最終日。荻野さんが在廊されているとの情報を得て、出かけてきた。

荻野さんは三重県鈴鹿市在住の写真家で、私が会場のスタジオに出かけた時、荻野さんの知り合いという方が居られた。訊けば荻野さんと同郷、三重県から日帰りの予定で出かけて来られたとのこと。

写真展のタイトルは「山神3」。山神が祀られている祠なり、石碑なりと人々との繋がる様を撮影した作品が展示されていると思いきや、農家の裏側のような、どちらかというと美しくなくて何気ない風景が写された作品が展示されていた。これは一体、・・・・・。どうしても作品を理解しようとしてしまう。

萩野さんから作品について説明を受けて、納得。展示作品には山神に繋がる対象が写されていることが理解できた。展示作品は美的感性によって切り取られた美しい風景ではなく、理性によって捉えられた、荻野さんだけの風景なんだ、と私は解した。既視感を感じてしまうような写真は見ていてつまらないが、それを全く感じない荻野さんの写真が魅力的に見えてきた・・・。


会場で名刺交換。荻野さんにお渡ししたのは244枚目の名刺だった。
 

243枚目 オーハラ ユーコさん

2024-04-28 | C 名刺 今日の1枚



243 オーハラ ユーコさんの作品展「Drawing Colors ― 通りすがりに 出逢えてよかった」を観た。会場は朝日村針尾にある「BLUE HOUSE STUDIO」、会期は5月5日まで。

オーハラさんから作品の解説をしていただいた。リソグラフという技法で制作された作品(写真①)は優しい色のグラデーション、柔らかな風合いが魅力的。 

新緑の季節、いろんな緑に覆われた山里の風景。オーハラさんが着色したいろんな緑を小さな円に切り取って整然と並べた作品(写真②)は新鮮だった。なるほど、こういう表現ができるのか・・・。この季節の山野の初々しい緑って、こんな感じだなぁ(*1)。


絵画の技法、表現法って多様だなぁ。


*1 ①も②も実際の色を上手く再現できてはいません。



242枚目は画廊 バナナムーンのスタッフの方

2024-04-28 | C 名刺 今日の1枚

280
画廊 バナナムーンの入口 2024.04.27

242枚目 前の記事の通り、昨日(27日)の午後、画廊 バナナムーンで行われたギャラリートークに参加した。狛犬好きのスタッフ、KTさんを紹介していただいた。ギャラリートーク終了後に少しだけ狛犬の話をした。この時、TKさんに渡した名刺は242枚目だった。

名刺を作って、初めて使ったのはいつ? 過去ログを確認した。2012年5月20日だった。それからおよそ12年経った。ひとりの人に複数回渡したことがあるから、正確な人数はきちんと調べないと分からないが、240人近くの人に渡したことになる。1年で20人・・・。

過去ログを見ると、名刺を渡した時のことが浮かぶ。懐かしい。

過去を懐かしく思うようになったのは歳を取ったせい?


 


名刺 昨日の5枚

2024-03-27 | C 名刺 今日の1枚

 
 拙著『あ、火の見櫓! 火の見櫓観察記』は辰野町小野下町の火の見櫓が登録有形文化財に登録されるきっかけにもなった(過去ログ)。登録が決まったら辰野町の図書館に寄贈しようと決めて、1冊袋に入れて保管していた。

自費出版した本の寄贈の申し出に図書館が苦慮することもある、と承知しているが、今回の登録有形文化財への登録申請書類にも参考資料として載せていただいていることから、蔵書として受け入れていただけるだろうと思っていた。で、登録申請手続きを担当された職員の方に連絡して、昨日(26日)の午後、持参した。

驚いた。図書館へ行くと、町の担当者の他にも何人かの人が待っておられた。本の寄贈について取材する地元の新聞社他の記者の方々だった。下記の5人の方(名前は記さない)と名刺交換した。お渡ししたのは237~241枚目の名刺だった。

信濃毎日新聞伊那支社 記者、長野日報社諏訪湖総局 記者、たつの新聞社・みのわ新聞社 記者、エルシーブイ 放送制作部 取材担当、辰野町役場 まちづくり政策課。

対面取材は何回か経験しているけれど、同時に複数社の取材を受けるのは初めてで、戸惑った。

私のコメントをごく簡単にまとめた小さな記事が掲載されるのだろう。


 


236枚目

2024-03-17 | C 名刺 今日の1枚

辰野の火の見櫓 国文化財に 
文化審答申 地域のランドマーク

 登録有形文化財とするように文化審議会が文部科学大臣に答申した建造物は長野県内で12件とのこと。読売新聞はそれらの中から「旧小野村下町火の見櫓」(上伊那郡辰野町小野)を取り上げ、上記の見出しで紙面を大きく割いて報じている。火の見櫓の写真も掲載されているがそのサイズは約12cm×6cm。私はこの件で同紙記者の対面取材を受けた。記事は私の意を汲み、私の火の見櫓に寄せる思いが伝わる内容で大変うれしく思う。

15日に答申された12件の建造物が登録されれば長野県内の登録有形文化財は639件となるとのこと。内訳を調べると大半が建築物と門などの付属物で、ごく僅かな残りは橋や堰堤などの土木建造物だ。

火の見櫓が登録有形文化財になるのは長野県内では初めてで、全国的にも関連施設を含めても10件しかない(前稿参照)。これを機に火の見櫓が文化財であることが広く認識されれば有り難い。

読売新聞の記者と名刺交換をした際、お渡しした名刺は236枚目だった。


 


235枚目

2024-02-06 | C 名刺 今日の1枚

 先日(1月27日)朝日村歴史講座で開催された講演「朝日村の縄文土器はどこの土で作られたのか?」を聴いた。講師の下田 力さんは朝日村在住で地質コンサルタントをしておられる方。

講演は地質断面図や縄文海進図(*1)、松本地域の縄文遺跡の分布図、縄文土器に使われた土の成分分析をしている様子など、講演内容に関係するの画像を大型スクリーンに映して、説明を加えるというごく一般的な方法によるものだった。



 
講演会場(朝日村中央公民館講堂)に展示されていた縄文土器と安曇野市在住の彫刻家・濱田卓二さんが朝日村の土で創った作品

講演内容で確認したいこと、さらに知りたいことがあり、今日(6日)下田さんの事務所にお邪魔した。初対面ではないが名刺を交換した。渡したのは235枚目の名刺だった。下田さんからいただいた名刺は2枚で、仕事用の名刺には地質コンサルタントと表記され、その下に地質調査技士/地すべり防止工事士/一級土木施工管理士と記されている。

プライベート用の名刺には日本流星研究会会員、日本火球ネットワークと記されている。そう、下田さんは流星観察の第一人者でFBに観察レポートを載せておられる。流星観察を始めたのは中学生の時とのこと。


下田 力さん

私が知りたかったのは

①講演会で示された鎖川両岸の地質断面図は縄文時代のものだったが、さらに5000年、1万年、あるいはもっと遡った年代の地質断面はどのような様子だったと推測されるのか。
②村内には縄文遺跡が何か所もあるが、その中のひとつ、山鳥場遺跡(過去ログ)から出土した土器は鉄の成分がかなり多く、講演で土器の破片が磁石につくことが示された。土器をつくる粘土に鉄分を加えたもの考えられるとのことだったが、その目的と方法について。
以上の2点だった。

①および②、それから流星や火球(明るい流星)について、興味深い話を聞かせていただいた。具体的な内容については省略する。②については下田さんの専門領域から少し外れると思う。縄文土器(朝日村の熊久保遺跡から出土した土器も研究対象)の研究者が大変興味を示されたとのことだった。

自分が全く知らない世界のことを聞かせてもらうことは大変楽しい。知識が乏しいので理解が及ばないこともあるが、それでも。



下田さんの娘さんがご主人とやっている吉平酒店のワイン蔵を見せていただいた。地中熱を利用するシステムで蔵(貯蔵庫)の温度を一定に保持しているとのこと。おふたりと名刺を交換する機会もあるだろう。


*1 ネット検索で図が見つかります。東京は海中です。


切り絵の地図展

2024-01-25 | C 名刺 今日の1枚

 自然のものであれ人工のものであれ、人の趣味の対象になっていないものはない。鉄道大好きという人は多く、その数は100万人とも200万人とも言われている。地図が好きという人も多い。私も地図が好きで国土地理院発行の5万分の1地形図を何枚も持っている(過去ログ)。

360
三宅島の5万分の1地形図 購入日:1979.05.16

繊細な線のアート

aikautau(あいか うたう)さんは地図を切り絵にする作家。松本市美術館で開催中の「切り絵の地図展」に今日(25日)行ってきた(1月28日までの会期)。線が好きだというaikautauさんは道路や線路、川などの線を地図から抽出してそれをデザインカッターを使って切り絵にしている。松本駅周辺や松本空港周辺など、馴染みの場所の作品も展示されていた。その繊細な線のアートに魅せられた。

 



360
会場でaikautauさんと名刺交換をした。渡した名刺は234枚目だった。

火の見櫓も線状部材で構成されている線のアートだ。


※ 展示作品の撮影、SNSへの投稿は許可されています。