『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

何のために働くのか?

2020年01月08日 | 定年退職後の人生
僕は元々、お金や会社には全く興味が無い。
『会社のために』とか『金儲け』なんて、不思議なくらい昔から興味がない。
強いて挙げれば『楽しい事をやってお金を稼ぎたい』と思う事。

『会社のために』なんて言葉を聞くと、この人は江戸時代の人なんだ・・・・って思う。
御家のため、藩のため、お殿様のため・・・・
それで与えられた地位や報酬で自分と言う存在を確認するのです。
そう言う感覚は、僕には全くないし、そんな場所では生きて行けない。

そう云う意味では30年も務めた会社の仕事は楽しかった。
いわゆる量産品の設計や、開発にはほとんど携わったことが無く、
やって来た事と言えば、誰も手を出さない事に挑戦する毎日だった。

『世界一』『世界初』というものにチャレンジするのが楽しくて、
苦しみ、もがきながら少しずつでも前進して行く仕事が
僕の性に合っていたように思う。
苦しいことの後に、やってくる達成感は『生む苦しみ』なんでしょう。
今、思うのはそういう環境に置いてくれた前の会社は
『本当に良い会社だった』という事でしょうかね?

定年退職後は『何のために働くのか・・・・?』なんて事を良く考えるようになったけれど、
僕は『ワクワクしたいから』という単純な答えしか持ち合わせていない。

定年退職するまでは、家族のため、とりわけ子供のために働いていた。
退職後は子供たちも独立し、取り敢えず
『自分の食い扶持だけは自分で稼げ』
と言って、僕は家のローンや管理費、光熱費だけを支払うから、
あとは嫁さんや子供たちの稼ぎは自分のために使えばいいと、
その稼ぎをあてにしないで良い生活になった。

最近、自分に訊いたこと
『あと1か月しか生きられないとしたら何をする?』

明日生きて居る保証は何処にもない。
健康でも、不慮の事故に遭うかも知れない。
だからやりたい事、しかも楽しくワクワクすることをしようと、
お金のために自分の貴重な時間を潰されるのが耐えられなくなった。

『あと1か月しか生きられないとしたら何をする?』
は、自分の生き方に悩む人に良く言う言葉です。
それを真面目に考えれば、おのずと
『自分は何のために働くのか?』
と言う答えが見えてくるんじゃ無いでしょうかね?

コメント
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