『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

立ち稽古

2020年01月25日 | 劇団ステージドア
今日から立ち稽古。
午前中に若手の山中君、石井君の協力を得てとあるシーンの個別練習。
個別練習と言うと聞こえが良いけれど、実際には『補習稽古』。
北新宿の生涯学習館の和室が空いていたので、そこでの練習でした。

山中君が劇中のシーンを少しテンポのある芝居にしようと、台本を書き直した。
その台本を読んでみると、テンポ良くやるには普通にやって居てはダメ。
メリハリを付けて、台詞もきっちりとしないといけない。
今日は、その台詞の部分を山中君に指導して貰った。

例えば『それでは始めましょうか・・・・』という台詞。
それでは・・・の部分で、自分に注意を向けるような言い方。
決して大声では無く、その言葉で場面が変わるんだと言う事をきっちりさせる。
これが、なかなか難しい。

同じように『それがですね・・・・』も、話の流れを引き継ぎながら切り替える。
『さて・・・』は仕切り直しとか、話を切り替える場合。

芝居と言うのは、実は普段の生活で普通にやって居る事を、芝居でやって居る事が多い。
聴衆の『あるある』に訴えかけるっていうのかな?
誰にでも解り易くするのが目的ですね。
『芝居がかった』という言葉があるように、大袈裟な表現になる事も間々ある。

今日の練習は、そう云った大げさな表現では無く、言うタイミングだったり、
言葉の最初の音に集中してハッキリとものを言ったり。
簡単そうで、難しいですね。
でも、こう云う事は普段の生活でも役に立つなぁと思いました。
『話し方教室』なんて言うのは、こう云う事を教えるのかも知れない。

山中君の他に若手の石井君も練習に付き合ってくれて、
練習は1時間だったけれど、結構内容が濃かったかな?
2部屋ある和室の襖の向こう側では、朝早くに稽古場の抽選日に来てくれた、
木脇さんが寝ていた。
彼女がそう言う事をやってくれているから、劇団の稽古が出来るのです。
本当にありがとう。

午後は、歩いて10分足らずの所にある柏木地域センターでの稽古なので、
移動して入り口横にある中華料理屋で、3人にお昼を御馳走した。
こう云う時間をもっと作れば、今後も運営がしやすくなるのかな?

午後から夕方5時までの稽古は先週から始まった立ち稽古。
僕にとっては、今年初めての立ち稽古なのでちょっと気負っちゃった。
さっき練習したばかりの部分も、経った途端に台詞が飛んだ。
まだまだ練習不足、台本の読み込みが足りないですね。
コメント
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