稽古始め

今日は劇団の稽古始め。
年末にキャストの2名が離脱する事になり、緊急事態となった。

一人は去年、帯状疱疹（たいじょうほうしん）に罹患して、
初期治療にステロイドなどの投薬が有効なのに、医者は皮膚炎のと勘違いして
塗り薬だけで対応させたらく、初期治療の遅れで疱疹が治った後も
帯状疱疹後神経痛という厄介なものが残ってしまったらしい。

台本が出来る前に、辞めると言ってきたのだけれど僕が説得して、
出演する気になってくれて、年末の稽古に参加して居たのだけれど、
やっぱり体が辛いらしく、離脱と言う事になった。

もう一人は、親の介護。
本人は台詞の殆ど無いチョイ役でしか出演しないつもりだったのだけれど、
『せっかくやるなら、台詞もあってワンシーンでもしっかりやろうよ！』
と、その気にさせたのだけれど、こちらは母親の具合が今一つで、
ここへきて目が離せない状況になってしまったとか･････

いずれもやる気があるけれど、状況がままならないので仕方が無い。
こう云う事も含めて継続する事の難しさを感じますね。

座長から、そんな話を聞いたのが正月明けの4日。
誰か良い人が居ないか探してくれないかと相談された。

それで、最初に思いついたのが一番身近にいるモモちゃん。
ステージドアが大好きで貸してあげた15本の公演のDVDを、毎日のように観て、
最近はフィナーレの振り付けを覚えようとしていると言う、に声をかけた。
けれどモモちゃんは『唄が下手だし、自分は観る方が好き』と言われ断念。
まぁ、いざとなるとそうなる人の方が多いかも知れませんね。

年明け最初の稽古は、その報告と台本読みで終わったけれど、
来週あたりからぼちぼち立ち稽古に入るらしい。
僕は来週、用事があるので休ませて貰うけれど、いよいよ稽古も動き出す。

2月以降は本番まで、土日に家族と会えなくなるのでちょっと寂しいけれどね…。
家族も僕の遊びを理解してくれているので有難いです。