串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

台風翻弄旅-1(函館へ)

2011年09月11日 | 旅-北海道

和歌山に甚大な被害を与えたノロノロ台風12号。

動きが遅くて、なかなか遠ざかってくれない。

3日は飛行機の欠航便も多く、果たして出発の翌4日は飛ぶのか?

ぎりぎりまで気をもたせ、心配させられたが4日は予定通り飛んでくれた。

関空からの函館便は満席。

朝と夕方の2便しかない函館便だが、直行便があるだけましか・・・。

函館空港到着。
天気、いいじゃない。
しかし暑い。

函館駅へ向かうバスから眺める函館山。

波は台風の影響か、結構うねっている。

函館で東京から列車でやってくる連れを待つのに、2時間半ほど時間がある。

駅前からバスに乗り五稜郭を見に。

 暑いし、時間もそうないので、五稜郭タワーから眺めるだけにした。

最上階まで上がっても全体を俯瞰するのは無理。

五稜郭は桜の名所。
大正時代から植えられた染井吉野など1600本もの桜があるという。

満開の桜を見たいものだが、未だに果たせてない。

 

町全体を城壁で囲んだヨーロッパの「城郭都市」をモデルに
1864年(元治元年)、7年の歳月をかけて作られた五稜郭。

1868年の戊辰戦争の敗色濃くなった頃、榎本武楊は
旧幕府軍の陸軍諸隊を収容した艦船で北海道へ渡り
五稜郭を占拠し、徳川家臣による蝦夷地開拓の許可を
明治新政府に求めるが却下。

新政府の攻撃が始まり、函館戦争。
圧倒的な戦力の差で、五稜郭に追い詰められ降伏。

五稜郭は封建制度の終焉の地となったが、1914年(大正3年)に
公園とりて市民に開放され憩いの空間となった。

以上、五稜郭タワーのパンフより抜粋。

函館駅に戻って来た。

2時間半という待ち時間、長いように感じていたが、食事をしたり
バスでの移動・・・あっという間に過ぎてしまう。

函館駅のホームには、青森へ上る「白鳥」と札幌へ向かう「北斗」が並んでいる。

乗り込むのは札幌行きの「北斗11号」。

指定はとらず自由席だったので、早くホームへ行き並ぶつもりだったが、
列車は到着していて、座りたかった席にはすでに家族連れが・・・。

今はガラガラの自由席だが、↓の「白鳥15号」が着くと、たちまち車内は満席に。

連れを乗せた「スーパー白鳥15号」が函館に到着。

大勢の人が降りて来て、「北斗11号」に乗り換える。

今回利用したJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」。

直江津や熱海以北のJR東日本とJR北海道管内の列車は乗り放題。

指定席も6回までとれ、5日間有効で¥23000。

大阪からの私は、別途運賃が必要だが、関東の人達には凄く
有難いチケットだろう。

14:00函館を出発した「北斗11号」は一路札幌を目指す。