和歌山に甚大な被害を与えたノロノロ台風12号。
動きが遅くて、なかなか遠ざかってくれない。
3日は飛行機の欠航便も多く、果たして出発の翌4日は飛ぶのか?
ぎりぎりまで気をもたせ、心配させられたが4日は予定通り飛んでくれた。
関空からの函館便は満席。
朝と夕方の2便しかない函館便だが、直行便があるだけましか・・・。
函館空港到着。
天気、いいじゃない。
しかし暑い。
函館駅へ向かうバスから眺める函館山。
波は台風の影響か、結構うねっている。
函館で東京から列車でやってくる連れを待つのに、2時間半ほど時間がある。
駅前からバスに乗り五稜郭を見に。
暑いし、時間もそうないので、五稜郭タワーから眺めるだけにした。
最上階まで上がっても全体を俯瞰するのは無理。
五稜郭は桜の名所。
大正時代から植えられた染井吉野など1600本もの桜があるという。
満開の桜を見たいものだが、未だに果たせてない。
町全体を城壁で囲んだヨーロッパの「城郭都市」をモデルに
1864年(元治元年)、7年の歳月をかけて作られた五稜郭。
1868年の戊辰戦争の敗色濃くなった頃、榎本武楊は
旧幕府軍の陸軍諸隊を収容した艦船で北海道へ渡り
五稜郭を占拠し、徳川家臣による蝦夷地開拓の許可を
明治新政府に求めるが却下。
新政府の攻撃が始まり、函館戦争。
圧倒的な戦力の差で、五稜郭に追い詰められ降伏。
五稜郭は封建制度の終焉の地となったが、1914年(大正3年)に
公園とりて市民に開放され憩いの空間となった。
以上、五稜郭タワーのパンフより抜粋。
函館駅に戻って来た。
2時間半という待ち時間、長いように感じていたが、食事をしたり
バスでの移動・・・あっという間に過ぎてしまう。
函館駅のホームには、青森へ上る「白鳥」と札幌へ向かう「北斗」が並んでいる。
乗り込むのは札幌行きの「北斗11号」。
指定はとらず自由席だったので、早くホームへ行き並ぶつもりだったが、
列車は到着していて、座りたかった席にはすでに家族連れが・・・。
今はガラガラの自由席だが、↓の「白鳥15号」が着くと、たちまち車内は満席に。
連れを乗せた「スーパー白鳥15号」が函館に到着。
大勢の人が降りて来て、「北斗11号」に乗り換える。
今回利用したJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」。
直江津や熱海以北のJR東日本とJR北海道管内の列車は乗り放題。
指定席も6回までとれ、5日間有効で¥23000。
大阪からの私は、別途運賃が必要だが、関東の人達には凄く
有難いチケットだろう。
14:00函館を出発した「北斗11号」は一路札幌を目指す。