MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

メラミン汚染牛乳問題

2008年09月25日 | ニュース

またしても食料品汚染問題が起こった.。

これまでも、農薬混入のギョウザ、賞味期限切れ菓子、産地偽装肉やうなぎ、事故米などなど枚挙にいとまがない。

今回は、なんと有害物質のメラミンを牛乳の中に混ぜていたとは、信じがたい話である。

今回も、中国生産の食品である。

報道によれば、中国ではメラミンを含んだ粉ミルクにより、何万人もの乳児が被害を受けており、病院には長蛇の列が出来ていた。

それも酪農農家が、原乳を水増しして薄めて、薄まったたんぱく質を「メラミン」で補い高たんぱくの牛乳に見せかけるのだそうだ。

さすがに牛乳を輸入する事は、あり得ないと思うが、加工乳製品としては、かなりいろんな形で 輸入しているようだ。

これらのメラミン入り加工食品が、どのような形でどれだけ国内に入っているのかは、全く消費者には判らない。

農林省の検疫は、どうなっているのか?確かに加工食品の検査が困難である事は、

充分理解されるが、だからこのままでよい訳ではない。

国民の食の安全を守るという意識が欠如しているとしか思えない。

過って中国製のペットフードもメラミン入りが原因で、欧米で大量の死亡事故が発生した。

今回のメラミン牛乳事故も、かなり以前から判っていたのに、オリンピック開催中で隠していたそうだ。

このように多くの現状を見ていると、食の安全を守るには、性善説では対応できないのでは?

事故が発生してからでは遅いのだ。

農水省は、もっともっと現実を受け止めて、検査システムと技術を開発して、

性悪説で何かが起こりうると考えて、臨んで欲しいものである。

コメント
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