先週、知人から少年ラグビーの交流戦が近くで行われると聞いて、朝から見学に出かけてきた。
ラグビーは、野球やサッカーと比べて マイナースポーツと思っていたが、グランド一杯に広がってボールを運んでいるその少年の多くの姿を見て、ビックリした。
今日は、藤沢地区の少年ラグビーチームの秋の交流戦だそうで、多くのチームが一同に会しての交流試合だった。
野球やサッカーも、毎週学校などの校庭を使って、交流戦や練習試合が行われているが、
ラグビーも劣らぬ愛好する選手は多く、限られたグランドを求めて試合や練習に取り組んでいるそうだ。
スタンドにも、父兄が多勢詰めかけていて 熱い視線を送り、黄色い応援の声が飛んでいた。
かなりお歳をとっておられた指導者の方に伺うと、未就学の幼児から入部する児童も最近は多くなり、指導者の確保が大変だそうだ。
指導者にも、かって経験されたキャリアを問わず、スポーツと子供達を愛する人は誰でも大歓迎で、子供達との触合いを通じて 心も体も洗われるのだと言われていた。
自分も、子供が野球に高じていたころに、数年少年野球の指導を経験したが、
野球の技術の指導よりも野球を通じて 礼儀や用品の扱いなどの人間性の指導に重点をおいてやっていたが、本当に貴重な事である。
どのようなスポーツであれ、スポーツをやりながら その楽しみと共に、人との触れ合いの中から、人間性の成長があるのではないだろうか?
最近の犯罪などを見るにつけ、小さいときから 父兄やクラブ仲間と交流が足りないのではと思うことが多い。
子供達が、額に一杯汗して ボールを運ぶ顔が、いきいきしていて本当に楽しそうだった。