世界三大ツールのフェルタ・ア・エスパーニャがスタートしました。
ツール・ド・フランスの興奮がまだ冷めやらず、総集編(NHK)などでレースのハイライトで楽しんでいるところであるが、今年のグランツールの締めくくるスペインの『フェルタ・ア・エスパーニャ2008』が、8月31日よりスタートした。
今年は、北京オリンピックの開催もあり、酷暑の中で連日眠れない夜が続いている。
『エスパーニャ2008』は、スペイン国内を3週間で一周するサイクルレースで、今年も19チームが参加して超級の山岳コースも多く、ツール・ド・フランスに劣らぬレースと期待している。
特に、今年は、マイカー『TREK』が、スポンサーである『アスタナチーム』が、ツール・ド・フランスに出られなかったので、アスタナのコンタドールやライプハイマーの活躍に期待して連日の結果に一喜一憂することになるだろう。
先の北京オリンピックでは、早朝のライブ放送があったが、アジアにおけるツールの歴史も浅く、国の代表が競うレースだったせいもあり、全く盛り上がりのないレースであった。
また、各選手も三大ツールの合い間にあるためか、五輪よりツール優先が見えていた。
今回の別の興味は、マイヨ・オロ(総合優勝のリーダジャージ)を争う ツール・ド・フランスの覇者である『カルロス・サストレ』と昨年の覇者『アルベルト・コンタドール』のスペイン人同士の戦いに興味を持っている。
すでに、闘いは始まっているが、レースの結果と共に、美しい中世の面影を残すアンダルシア地方の絵に描いたような風景にも、釘付けとなっている。