師走に入り、あちこちでクリスマスデコレーションが目立つようになってきたが、
横浜山手の西洋館でも世界各国のクリスマス デコレーションが始まっていた。
この日は、スケッチ仲間と山手西洋館を巡りながら、『山手西洋館 世界のクリスマス2009』を楽しんで、
スケッチを描こうと勇んで出かけてきました。
この日も、初冬とは思えない暖かい陽射しが指して、快晴のスケッチ日和に恵まれていた。
最寄のJR石川町駅に降り立つと、改札口には西洋館巡りのツアー客が集まっており、
ボランテイアガイドの説明に聞き入っていた。
イタリア山の「外交官の家」や「ブラフ18番館」から見て歩いたが、山の公園からは、富士山も望めていた。
館内では、ノルウエーとイタリアのテーブルコーデイネイトや部屋の飾り付けなど、
世界の素晴らしい異国の情緒を味わう事が出来ました。
次に山手通り、山手公園を散策し、「山手68番館」へと進んだが、ここはテニス倶楽部発祥の地であり、
また日本初の西洋式公園が出来たところだそうである。
ここでは、アメリカのクリスマスデコが、飾られていたが、チョッと飾りも淋しく、訪れる人も少なかった。
さらに代官坂を上り「ベーリックホール」には、先ほどのツアーグループなどが先着しており、
館内は既に人・人で賑わっていたが、 今年は「べリック邸のクリスマス」のテーマで家庭的な飾りで、
昨年の見事な赤一色のイタリアの飾りと比較して、かなり寂しいデコだった。
隣の「エリスマン邸」でも、館内は非常に賑わっており、フランスのクリスマスデコを楽しむことが出来た。
さらに、「イギリス館」へと回ったが、スケッチ時間を惜しみ、イギリス館の裏庭に腰を据えて、
午後は、初冬の陽を浴びて輝く『イギリス館』を描くべく挑戦した。
既に、他のスケッチ族も来ており、描きあげていたので、隣に席を取り暖かい陽だまりで筆を走らせた。
丘公園から眺めるベイブリッジやみなとみらいなどの光景も素晴らしく、まさにスケッチ日和であった。