師走に入ったこの日も、寒さを感じない小春日和で、今日のコースをどこにしようと考えながら飛び出した。
一先ず近くのホームコースの公園の周回コースを走り始めたが、気分を変えるべく茅ケ崎の市民の森を目指して、秋の里山雰囲気を感じてのクロスカントリーへと向かった。
これまでも春や夏には度々訪れて、緑深い自然林に囲まれて散策道で森林浴を楽しんできたが、
秋のクロカンで走るのは初めてであった。
人里からそれ程離れていないが、『市民の森』は雑木林に囲まれ豊かな自然環境に恵まれた里山雰囲気が漂っていた。
地元の散歩中の方も見られたが、秋の陽が届かない散策路では人影も少なく、アップダウンのある路は、
ジョギングにはかなり厳しところもあるが、足腰には軟らかく、テンションが上がって来た。
夏には、ツリーハウスなどが設置されて、キャンプ場として子供達で賑わうそうであるが、
里山の秋のジョギングもいいもんだと、実感して周回を約1時間楽しんだ。
森の周辺では、丘陵や台地が広がっていて、牧場やゴルフ練習場なども見られて、のんびりとした晩秋の風を感じていた。
里へ出てみると秋の樹木や花が、名残惜しく鮮やかに色付いていて、里山の秋と古い佇まいをたっぷりと楽しめた。
レースシーズンが盛りとなり、ようやく走り込みの効果も出てきたかな?と感じながら、
月間200Kmを目指してテンションが下がらないように、師走の目標に挑戦したい。
帰路の脇では、ニャン子が寄ってきて『頑張ってね~』と声をかけてくれていた。