大寒波襲来で、この冬一番の冷え込みとなったこの日は、都内でも初氷の便りが聞かれたが、
所属する走友会の忘年運動会が、県立陸上競技場を借りて行われた。
今回は、他の所用があって遅れて競技場へと走り、応援に徹していたが、久し振りの仲間との交流である。
これまでは、年末のマラソン大会の後、温泉忘年会などをやってきたが、初の試みに走友約70名が参加して納めランを楽しんだ。
走ることが生活の一部となっている仲間の集まり故に、走りに拘りながら速さを競い、
遊びを取り入れて歓走した一日だったようだ。
マラソンを得意とするランナー故に、1500M、5000Mの長距離走は勿論であるが、100M短距離走、フィールド競技、ムカデリレー、混合リレーなど、老若男女が肩組み合っての運動会要素を入れてのトラック競技は、面白い。
仲間たちも、サンタやウサギなどの仮装ランナーも飛び出して、寒さを吹き飛ばして爆笑の連続・・・・
日頃は、長距離走をタイムを競いながら結果が全てのマラソンレースであるが、短距離の意外なスプリントでリレーでゴボウ抜きを示したり、脚がツッタ仲間も出たりで、思わぬシーンが続出していた。
各役割もさすがに慣れたもので、日頃陸連役員が演じる以上にテキパキとリードして、プログラム通りにピッタリと進んでいた。
この日は、2~3歳の幼児など家族連れの参加も多く、お父さんお母さんに負けじと「ヨーイ ドン」と走る姿は、さすがにアスリートの血を引いたものであった。
最後の締めくくりの紅白に分けたスエーデンリレーで雌雄を決したが、それぞれに意地を示して泣き笑い。
全競技を終えた頃には、寒風吹きすさんできたので、早々に年末忘年会へと場所を移して杯を交わした。