MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

政権交代して3ヶ月

2009年12月17日 | 国際・政治

鳩山新政権がスタートして3ヶ月が経過したが、マスメデイアでは連日、予算編成や普天間基地移設問題などで、政府・与党の迷走ぶりが報道されている。

その鳩山政権への支持率も、各メデイアの世論調査では、軒並み大幅に低下しているようだ。

来年度予算編成に向けての「業務仕分け」も、注目されて大騒ぎしたが、その結果の圧縮効果は、

国民の期待を満たしたものではなかったようで、マスコミの評価も意外と高くはないようだ。

そもそも仕分けの基準もあいまいであり、仕分け人の選定も好評されず、政治的ショーのパフォーマンスではないか?という見方さえ出ているようだ。

来年度予算の概算要求額が95兆円と過ってない規模となり、その行方は未だに定まらないようだ。

国債発行額44兆円以下に抑えると言うが、これもあいまいで揺れまくっており、財政規律はなし崩しだ。

もともとマニュフェストの大風呂敷には、 「財源無きバラマキ」とも言われ、判っていた事である。

今頃になってガソリンの暫定税率の維持や高速料金無料化の先送りなどと、言い出しているとは驚きだ。

バラマキ政策が無理である事は、今の日本経済に無理があることは、判っていたはずでは?

何故、税収36兆円を上回る規模の赤字国債(借金)44兆円までして歳出拡大なのか?

もはや財政出動による景気回復の効果は、期待できないとの専門家の意見もあり、国民に借金を強いる説明が全くされていない。

日本丸は、回復不能に近い財政危機であることをしっかりと国民に説明して、財政再建の道筋を示すべきときであると思うが・・

さらに深刻な最大の問題は、 『普天間基地の移設問題』の迷走ぶりである。

「前政権の日米合意は重く受け止めている」と宣言していながら、未だ決断しないで期限無き先送りとは、

国際合意すら反故にしてしまったようだ。

国と国との合意より、3党合意が重要なのだろうか?

この結果、国際的な信用を失い、経済・安全保障・外交が危うくなれば、日本の行く末はどうなるのか?

『TRUST Me!!』とは、何を信じろと言うのだろうか?

社民党や国民新党の小党は、国民の信頼を得たわけではないのだ。

国民総意で現状を認識して、禍根を残さないように行動が必要ではと危惧している。

コメント
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