天皇誕生日の朝は、穏やかな快晴となり、天皇の誕生日を祝うかのにように富士山も真っ白な勇姿を見せていた。
富士山に誘われて、しばらく振りの長距離ジョグ(LSD)に挑戦すべく いつものマイコースではなく、
富士山の絶景ポイントを求めながら、綾瀬方面への目久尻川のサイクリングコースへと向かった。
この日は、それ程冷え込んではいなかったが、早朝故か大地には霜柱が立ち芝生には霜がしっかりと降りており、冬の厳しさを感じさせる。
富士山の光景は、眺めるサイドは変わらないが、手前の森林や田畑など見る位置によって
随分様々な顔を見せてくれ、この日は移動しながら多くの絶景ポイントを発見することが出来た。
目久尻川に到達してみると、サイクリングロードは、意外と人影も少なく時々ジョガーの姿を見る程度で、
川面にはあまり見かけない野鳥の群れや珍しい鳥も見られたが、名前は不明。
綾瀬市の「市の鳥」は、カワセミであるが全く姿も見られなかった。
通りすがりのお散歩族にも聞いてみたが、この方も見かけたことはないそうだ。
早川城跡と言われる「城山公園」で、しばし休息後、目久尻川を引き返したが、
冬を迎えた里山では、溜め池には氷が張っており、里山の雰囲気を感じていたが、これもLSDのいいところである。
さらに、走りながら沿道の園芸農園には出荷を待っている美しい花々が並んでおり、疲れを癒してくれた。
久し振りのLSDであったが、好天に恵まれて心地よい疲労感を感じていた。