今、スポーツカジュアル(スポ★カジ)が大流行だそうだ。
今や若者には、やたら短縮ワードが飛び交っているが、スポカジも判るようで、判らないワードである。
もともとスポーツとカジュアル(街着?)とは、別物と理解しているが、スポーツもカジュアル化したということか?
数年前からマラソンやサイクルレースで感じてきたのは、これまで中高年のスポーツのイメージだったが、
一新されて女性ランナーが多くなってきた事である。
それも、若い美人ランナー『美ジョガー』が非常に多くなってきて、オバサンランナーは、何とも影が薄い。
これも「東京マラソン」が火をつけたのだろうか、皇居近辺を走る若いランナーが急増しており、
しばらく振りに走ってみると、お昼時間や夕方の時間帯は、渋滞していて走れないの状況になっていた。
先日のNHK番組『東京カワイイ★TV』で女性のスポーツ・カジュアル特集を紹介していたが、
ランナーのみでなくサイクリングやハイキングなどスポーツ全般に及んでいるそうである。
我々オジサマランナーには、スカートで走るランナーを見て「何だこれは」とビックリして、
冷たい視線を送っていたが、最近のようにこれだけ多くの「美ジョガー」が前後を走っているとむしろ楽しさを覚えてくる。
今の美ジョガーは、「速く走るより、美しくカッコよく走る」から入るのだそうで、『ランスカ(ランニング用スカート』が定番だとか?
また、紹介されたシューズもカラフルで、ランニングシューズとはとても思えないカジュアルシューズである。
これまでは、一般ランナーは、足に優しく軽くて、フィット性を重視して機能性第一で選ぶが、若い美ジョガーには、まずカッコいいが第一だとか???
さらに、色彩やアクセサリーなど様々なカスタマイズが用意されており、美女ランナーの元祖である、
長谷川理恵デザインのシューズは、限定販売で完売されたそうである。
ハイキングやトレッキングも。中高年専用のアウトドアと思っていたが、今や若い女性が多くなり、
ここでもカッコいいから入り、ウエアは定番の登山用パンツではなく、『山スカ(スカート+レギンス)』だそうである。
確かに、低山では若い女性ハイカーが多くなっており、巻きスカートが多く見かけ、危険ではないかと心配だ。
サイクリングでも、番組で紹介されたものでは、レギンスやゆらゆら揺れるフリが付いた超ミニスカートだ。
先日、サイクルモードで会ったMTBの元祖のゲーリーフィッシャー氏の光るスーツとハイソックスの出で立ちだった。
過熱するスポ・カジ業界は、全てヤングレデイがリードして、この不景気時代に、不況知らずだそうである。
入口はどうであれ、健康志向でスポーツに親しみ、スポーツの楽しさを味わうことが一番であると大拍手・・
【挿入写真の一部は、NHK放映場面から】