MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

乃木神社参拝

2012年08月01日 | まち歩き

明治天王百年祭で神宮文化館で「明治天皇と乃木大将」の記念展を見て、改めてお二人の関わりや乃木希典の人物像を知り、赤坂乃木坂の乃木神社へ向かった。

乃木神社でも明治天皇百年祭との併催されているかと期待していたが、乃木神社では乃木大将が明治天皇の大葬の日(9月13日)に天皇に殉じて自刃を遂げられた経緯から、百年祭は9月に開催され丁度境内では改装工事が行われていました。

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本殿に参拝後、境内にある乃木大将が崇拝したと言われる玉木師や吉田松陰を祀る正松神社や赤坂王子稲荷神社を参拝し、その遺徳を偲んでいました。

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境内には、明治天皇が皇国の未来を担う子弟の養育を託して、学習院の院長に任じた時に、天皇から贈られた御製が刻まれた石碑があり、「教育 いさをある人を をしえの親にして おほしたてなむ やまとなでしこ・・」と詠まれています。

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また、宝物殿には、大将の遺言状?や自刃の刀を展示されており、軍人として教育者としての文武両道の武士道精神が切々と伝わってきました。

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境内の隣には、乃木大将の邸宅が保存されており、フランスの兵舎をモデルにして設計されているそうで、極めて質素な邸宅でしょう。

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その玄関の前庭には、「乃木大将と辻占売り少年像」があり、説明によると一家のために辻占売りをする少年を励ましている光景だそうで、乃木大将の人格像も垣間見るようです。

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乃木公園に通じる門の前には煉瓦作りの厩舎があり、何か映画の撮影所のオープンセットのようで、乃木邸より立派ではないだろうかと思わせる程でした。

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我々世代には、乃木希典大将と言えば、最も尊敬すべき日本人として崇めているが、あの日露戦争において多大な犠牲を伴ったが、難攻不落の旅順要塞を陥落させ奉天会戦においても露軍を後退させて勝利した功績は、日本の歴史において英雄的存在であろう。

近年、その乃木大将に対する評価も分かれていると聞くが、今の社会状況の中での価値観で評価するものではないと感じてている。

最近の世相を見ていると、残念ながら國と国民に対する「大義に殉ずる」という「明治の精神」が薄れており、この国の先が危ういと危惧しているのは、管理人だけではないだろう・・・・

明治神宮でも再確認した「教育勅語」の精神である、「朕おもふに 我が皇祖皇宗 国を肇むること 宏遠に 徳を樹つること 深厚なり・・・・」が耳に焼き付いているが、道義道徳を大切にしし・・・全国民が国家と家庭のために尽くすという日本人の精神を、今こそ次の世代へ繋いでいかねばならないと思いを深くした一日となった。

コメント
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