ふるさと福井の恐竜博物館コレクションが横浜MMのパシフィコ横浜で開催されており、会期末が近づきラストチャンスと同郷の友と出かけてきました。
今回の「ヨコハマ恐竜展2012」には、福井恐竜博物館のコレクションから約70点の厳選された恐竜標本が展示されており、広い会場はさながら古代の恐竜の世界のように演出されていました。
会場に入るといきなり大型スクリーンの「ダイノシアター」にジュラ紀(約1億7千年前)の恐竜の生存のリアルな風景が上映されており、その大迫力のシーンに思わず吸い寄せられるように見入っていました。
会場では、三畳紀・ジュラ紀・白亜紀(前期・後期)のゾーンに分けられており、約2億3千年前から約7000年前までの恐竜時代の歴史が再現されていたが、本当にこんな世界があったのだろうか?と異次元の世界のようでした。
中でも福井の勝山で発掘された「フクイラプトル」の全身骨格は、約4Mの大きさで本当にこの日本の我が故郷に棲んでいたとは驚きの一語で、復元されたその精巧な骨格のつくりには感心しました。
その他多くの標本や化石などを見て歩いたが、恐竜の起源から絶滅までの歴史を学ぶことが出来ました。
恐竜ロボット(タルボザウルス)のコーナーでは、大きな声で吠えたり巨体をゆすったりで、その動きや鳴き声には、生きているようで実に迫力があり恐怖感さえ覚える程でした。
後半の「インタラクテイブ恐竜ゾーン」では、6体の恐竜が本物そっくりで相対する人の動きに反応して、鳴いたり長い首を振ったりの動作を繰り返して演技?して応えており、子供たちの大人気となって長い列が出来ていました。
中には小さな子は、お母さんに抱きついて「怖いよ~」と泣き叫ぶ光景も見られていたが、その動きもリアルなものですが、ユーモラスな演出もあり、その最新技術には驚きでした。
福井物産展コーナーでは、ふるさとの味 越前おろしそばやへしこ、銘酒などを見ながら懐かしい福井弁も出て、故郷の薫りを感じていました。