スポーツの祭典 ロンドン五輪もいつの間にか折り返しを迎えて いよいよ五輪の華である陸上競技がスタートし、眠れない日が続きそうである。
前半の水泳や柔道などメダルを期待されていた種目も、残念ながら期待外れとなり日本の獲得メダル数はまだ伸びていない状況が続いており、後半の競技に大いに期待したい。
最も関心の高い陸上競技が始まり、今朝は最初の決勝種目である女子10000MのLIVEをテレビに惹きつけられて応援していた。
レース展開は、スタート直後から日本の3人娘(福士・新谷・吉川選手)が飛び出して主導権を握っての走りで、予想もしなかった展開であったが、世界のそうそうたるライバルを相手に堂々とした走りは、最後のゴールでは入賞こそ逃したが 9、10、16位の健闘し 思わず手を叩いて喜んだ。
レース後のインタビューでも、こぼれるような笑顔で、思い通り世界をリードしてのレース展開に満足していたようで、3人娘のキャラクターの素晴らしさを改めて感じていた。
特に、新谷ファンとしては、その笑顔を見ながら感動していました。続いての5000Mでの3人娘の活躍に期待したい。
それにしても、DIBABA,KIPYEGO,CHERUIYOTのアフリカ勢のメダリストの走りは別格で、ラスト1周でのスプリントは、短距離ランナーのようで声も出ない程でした。
体操の内村選手のパーフェクトの演技も、他を寄せ付けないものがあり、28年ぶりの金メダルには感動したが、余裕の演技だったようで、鉄棒の演技ではF難度の「コールマン演技」に代えてC難度のひねり技を入れての完璧の高得点を得たそうで、「コールマン」は難度が高いのだ~
ブックメーカーのオッズ予想では、100Mのウサイン・ボルト選手以上に内村選手の個人種目のゴールド・メダルは確実だったようで、「日本の体操 ここにあり」を示してくれた。
後半は、サッカー、マラソン、レスリングなど日本人の活躍が期待できる種目が続いており、寝不足が続くことだろう・・・
前半の競技を見ていると、これがオリンピックだろうかと思えるような事態が相次いでおり、その最たるものはバドミントン競技の中国VS韓国戦で見られた無気力プレーで、共にサーブをワザとに自陣のネットに打つだけで、会場の観客からブーイングが続いていた。
結果的には、これらの4組8選手が失格となっていたが、当然のことであり、永久追放すべき事態であると思うが、個人よりもその国の責任であろう。
柔道やボクシングでも疑惑判定があり、クレームにより判定が覆されていたが、ボクシングのレフェリーが永久追放されていたが、競技者も審判者も、競技の公正さとフェアープレー精神を高めて、オリンピック精神を今こそ世界に証明して欲しいものである。
【添付写真の一部は、NHK テレビ画面から】