立秋を過ぎても猛暑が続いていたがやや風もあったので、思い切って久しぶりのマイコースの引地川親水公園周辺へジョギングに出かけてきた。
引地川沿いの田圃には稲穂が成長して穂が出ており、夏の陽を受けて青々とした稲穂が波のように揺れている海が拡がっていました。
田圃に引き込む水路で何かを網で掬う家族連れに出会い聞いてみると、川から鯉やメダカが流れてきたようで、膝まで水路に入り収穫していたが、獲物にはざるがにも獲れていたようで、お母さんが夕飯に食べられないか?と笑っていた・・・
引地川では、散歩する人も少なく水辺には、珍しくサギの姿が見られ餌場を探しているのだろうか?
親水公園付近の田圃の脇には、盛りを過ぎたひまわりの群生がありましたが、よく見ると八重の花びらで種らしいものが見られないもので、「八重ひまわり」・・・でしょうか?
さらに引地川の散歩道を上流へと向かうと、一面の田圃は既に稲穂が色づいているものもあり、大庭のパッチワークが描かれていました。
また、地元の小学生が田植えをした校外学習田には、案山子くんが立ち子供たちに変わって雀から稲穂を護っていました。
日陰を求めて竹林の路を走り一休みしていたが、時折吹いてくる風は爽やかさを感じさせてくれて、ひと時の憩を得て引地川へと戻っていた。
木陰の農道に入ると、この夏初めて飛び交うトンボの姿も見られ、秋の足音も微かに聞こえてくるようです。
引地川から大庭の里へと向かっていると、畑には鮮やかな紅色の花に目を奪われて、よく見ると、ハゲイトウのようですが、その情熱的な色合いにしばし見惚れていました。
その先の小さな公園内には、熊野神社と市杵島神社がありますが、熊野神社(熊野三社大権現)は鳥居も新しい石の鳥居に変わっており、一方、市杵島神社には小さな木製ながら両部鳥居となっており、その由緒は不明ですが、何か神社の格の違いがあるのでしょうか?
おそらく公園内に同居していることから考えると、大庭地区の区画整理の再編成で現在地に移設されたのではないだろうか?
約1時間のジョグでしたが、最後は暑さでバテバテとなってのご帰還となったが、ご近所の庭から見事なヤマユリが顔を出して癒してくれました。