昨日しまなみ海道の道の駅よしうみいきいき館の前で完璧なサイクリストスタイルの五十過ぎの方に会った。ヘルメットを被り黒い短パンでシャツは黒を基調に目立つアブストラクト模様のものだった。後ろの荷台には旅の必需品を確りと結んでいた。典型的な余暇を楽しむ自由人に思えた。しかし話し掛けてみると意外にも多忙な時間の合間を縫ってサイクリング楽しんでいるのだった。大阪を出発して徳島へ出て足摺へ一泊して高知県の檮原から四国カルストを経由して松山へ出て今治へ来たそうだ。私などは車でも思い付かない一寸大変な距離だと思うけれど、全然疲れた様子もなかった。ただ途中で急ぎの仕事の電話が入って、四国カルストの一泊と道後温泉の入浴が出来なかったのが残念だったと話ていた。それにしてもタフな人だ。何を考えながら走っているのだろう。ひたすら前を見ながら目的地を目指すのだろうか。周りの景色は楽しめるのだろうか。恐らく体全体で行く先々の空気を感じながら走っているのだろう。帰りは今治からフェリーで大阪へ帰るそうでした。
家内に話すと「おとうさんも 何かしてみたら」とまたまた厳しい。
家内に話すと「おとうさんも 何かしてみたら」とまたまた厳しい。