ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

おかあさん、と泣叫ぶ猫語を聞く

2007-05-19 22:11:03 | Weblog
土曜なのでお昼の2時からウォーキングに出た。
お決まりの川沿いの道をずんずん歩いて橋を越え又小さな川に沿って歩いた。
少し行くと激しい子猫の泣き声が聞こえて来た。
夜なら分るが昼の日中にどうしたのだろう、と怪訝に思ったのだが何処でないているのか分らなかった。
声だけがやけに大きく聞こえた。
左へ折れて田舎の細い道へ入ったところの畑の隅で子猫が2匹蹲って泣いていた。
傍に少女が立って困った表情で子猫を上から覗き込むようにして見ていた。
その直ぐ先のところでは年分の婦人が二人立ち話をしていた。
恐らく子猫の泣き声に驚いて出て来たものと思った。
幾度となく通っている道だが殆どその道では人に会ったことがなかった。
本当に悲鳴のようななき声だった。
恐らく誰かが捨てに来たのだろう。
気になったけれどペースを落とさず歩き続けた。
目的地を回って再びニ十分後に子猫がいたところへ来たがそこにはもういなかった。
何処へ連れていったのだろう、と思いながら通り過ぎかけた時、前の畑の方で子供が四五人連れ立って騒ぎながらあぜ道を歩いていた。
よく見ると子猫を手に持っているではないか、一体どうするのだろう、と訝りながら見ているとそのまま向こうへ行ってしまった。

子猫のその後の運命は分りません。

泣叫ぶ子猫を見て、赤ちゃんポストを思った。
猫と人間を一緒にしないで、と云われるかも知れませんが赤ちゃんにとっての母親の大切さは何等変わるところはない。

おかあ〜さんと絶叫する猫語が聞こえたようで憂鬱になった。