ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

街へ行くとそこはお祭りだった

2007-05-13 16:01:29 | Weblog
五月に入ってお祭りの季節になった。
昨日街へ用事があって出ていくと太鼓の音があちこちで響いていた。
車を降りて先ず出くわしたのはハッピを着たいなせな若者達が大きな太鼓を十台程並べて威勢良く打ち鳴らしていた。
前には可愛い子供が同じハッピを着てお兄さんたちを見ていた。
子供たちが大人になるまでずっと興味を持ち続けてくれればお祭りも段々と昔のようになってくるのだろうけれど、それは分からない。
次は天井の低いアーケードの下で子供を肩の上に乗せて獅子舞をしている田舎から出てきた獅子連だった。
獅子被った子供が肩の上に立ってぐるっと回るのだが天井から下がっている看板にぶつかりそうになって見ているものはつい「わあ 危ない」と声を出してしまった。
すると今度は車道へ出て大勢が輪になった。
一人が子供を肩に乗せると又その下に人が入って、一二三と声を合わせて押し上げる。そして又その下に一人入って上の三人を掛け声に合わせて皆で押し上げる。一瞬前にのめるようになって、危うく声を上げそうになったが、うまい具合に四連継は立ち上がった。
凄い。一番上の子供も大変勇気がある。一番下の人は本当に力がある。二番目三番目の人は不安定な状態でよくも立っているものだ。
これからも是非伝統を受け継いで欲しい。

街中の商店街でお城のところにある主神社のお神輿が三台置かれていて、周りを大勢の人が取り囲んでいた。子供の神輿、大人の神輿、女の人神輿だった。
ずっと車に神輿を積んでスピーカーでお神輿がきたことを知らせながら走るだけだったのに大勢の人がかき比べをしていた。
本来のお祭りがかえってきたようで嬉しかった。
少しずつ時代が変わりつつあるのかもしれない。