575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ボール蹴る師走の涙夢破れ  泉

2023年01月12日 | Weblog

 去年11月21日に開幕した四年に一度のFIFAワールドカップ。初めての中東開催、さまざまな国際問題をかかえ、しかも師走に決勝リーグが行われと聞き、どうなることかと思っていたら日本代表が強敵スペイン、ドイツを下し大いに盛り上がりました。何度見ても美しい堂安のボレーシュート。「三苫の1ミリ」オンラインのゴール。にわかサッカーファンとなり、夜中に起きて時には明け方まで試合をみていました。クロアチアに120分の死闘の末、PK戦で敗れ、惜しくも日本はベスト8進出はかないませんでした。でも多いに夢を見せてくれたカタール大会でした。個人的にはABEMA TVでの本田圭佑さんの解説を楽しく拝見しました。4年後がまたまた楽しみになりました。

そんな世界の大イベントを上手に17文字に収めた泉さんの高得点句です。皆さんのコメントです。

竹葉さん:「師走の涙」は味わい深い表現だと思いました。

能登さん:サッカーワールドカップのことでしょうか。あまり関心がありませんでしたが、見ると引き付けられます。さすが、人気ナンバーワンスポーツですね。

晴代さん:サッカーW杯の夢、でも日本はよく頑張ったとか。

亜子さん:◎の句。サッカーワールドカップでの「ドーハの歓喜」の時事句を素直な簡単な言葉でしっかりうまくまとめられたと思う。

 

世界中が熱狂する姿。マスクを外して大喜びする人々を見ることができて元気をもらえたカタール大会でした。作者の泉さんは「ワールドカップサッカーは一位以外予選リーグ、決勝トーナメントいずれかで負ける。選手達は思い切り走りプレーする。日本選手はじめポルトガルのロナウド、ブラジルのネイマールなど涙を流しているのが印象的であった。」と締めくくられました。本当に見ごたえありましたね。ワールドカップ以降公園でボールを蹴っている子供が増えています。夢は続きます。麗子

 

コメント (1)
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