作者の童子さん。広末涼子さんに世間が騒いでいるので感化されて作ったそうです。「羅ものや人悲します恋をして」鈴木真砂女のようなの作りたーい!とのことでした。下五が課題とご自身では反省されていますが、私は「猫と居り」がいいと思いました。
悲しい恋の句でしょうか?「逢はぬと決めて」がせつなくて飼い猫と過ごす夕立の夜。ドラマのような状況が目に浮かびます。こういう句が作れる童子さんは素敵です。
竹葉さん:初めは夕立に「合わぬ」かと思っていたら、間違って届いたご本人のメールから特別なヒトに「逢わぬ」だと気が付き、この一字で硬い決心を表し癒しの猫を登場させ、鈴木真砂女を超えてると思いました!下五「猫を抱く」はどうでしょう。。
容子さん:「逢わぬと決めて」がいい。 誰に逢わぬと決めたのか…。
その決意を猫が傍観しています。案外小さな決意なのかもしれません。
須美さん:誰と逢わないと決めたのでしょうか?気になる。
郁子さん:可愛い猫をいれておきながらなぜなまめかしい男女間の心の機微を描けるのでしょう。深いです(笑)
★★★
ちょっと艶っぽい恋の句を童子さんにはどんどん作ってもらいたいです。私も真似してみたいけどできないので。。。
麗子