兼題の朝寒・夜寒の句が揃ったようです。
一気に季節がすすみ 一雨ごとに景色も変わります。 10月句紹介の最後は私の拙句です。
童子さん:産まれたて(作りたて)の栗きんとんの様子を、恵那山の出ずと表現されたところに思わず笑みが溢れました。 栗の産地、恵那とかけたところは言うまでもありません。
亜子さん:とてもユーモラスな句。 茶巾で山の幸である栗きんとんを作る。 まるで恵那山が顔を出したかのように出来上がる。 とても面白い句。
ありがとうございます
岐阜中津川の商業施設「ちこり村」で栗きんとん作りを体験してきました。 作るといっても俵型の栗あんを入れた茶巾を絞るだけ。
正確には「栗きんとん絞り体験 」。 ただ絞り方にもコツがあります。 先生は地元のおばあちゃまです。
【 口のところをちょっとつまんで逆さにするとてるてる坊主になりますね。
首のところはひねり過ぎずに半回転だけですよ。 開けてみて。 ほーら! 恵那山のかたちになった 】
ほっこり温かい先生の口調そのままの句でした。
他に西洋野菜ちこり(アンディーブとも言います)の芋をつかった焼酎蔵見学もできますし、
地元農家さんの野菜を使った家庭料理ビュッフェも絶品でした。 郁子