昨日は強風が吹き荒れた日本列島。買い物に出たら白い風船がガードレール横の植え込みにひっかかっているのを見つけました。風に乗ってどこからか飛んできたのでしょう。
さて、風船句会はいかがでしたでしょうか?幼子の様子、紙風船、懐かしさなどと共に膨らんだり、しぼんだり消えて行ったりと色んな情景が詠みこまれました。そんな中、見事トップ賞になったのが郁子さんのこの句です。大きく膨らんだ子供のほっぺが目に浮かびました。「頬ばかり」の「ばかり」が効いていると思いました。それに比べて紙風船の方はあまり膨らまず。。。
皆さんのコメントです。
容子さん:よく語られる風景ですが可愛らしいです。
能登さん:あるある風景。
晴代さん:ほっぺはまん丸懸命な様子が、、、、。
亜子さん:とてもかわいらしい句。大人にはどうってことない紙風船も子供が膨らませるのは大変。紙風船は富山の薬屋さんがお土産に持って来てくれたことを思い出しました。
泉さん:一生懸命に風船を膨らませようとしている様子がわかる。
★★★
郁子さんは子供の頃、紙風船を膨らませようとしてなかなか膨らまなかったことを思い出して作られたそうです。きっと三人のお嬢さんの小さい頃のことも心をよぎったと思います。先日、東谷山フルーツパークに二人で出かけたのですが、売店で紙風船が売られているのを郁子さんが見つけられ、購入されていました。どなたとつかれるのでしょうか?
余談ですが、元ハンマー投げのオリンピック選手で今はポーツ庁長官の室伏さんが肩こり防止の筋トレに紙風船を使うことをNHKテレビで紹介していました。俳句を作ろうと思っていた時でびっくりしました。いろんな使い方があるものですね。
麗子