日本男道記

ある日本男子の生き様

ウバメガシ(No.41)

2013年07月18日 | 日本の草木
ウバメガ(姥目樫)(No.41)

2013.07.05@岡山県倉敷市

概要
ウバメガシは日本産の常緑のカシ類では特に丸くて小さく、また硬い葉を持つカシである。
バべの木ともいわれる。
海岸や岩場に多く、しばしば密生した森を作る。日本の暖地では海岸林の重要な構成樹種の一つである。
また乾燥や刈り込みに強いことから街路樹などとしてもよく使われ、その材は密で硬く、特に備長炭の材料となることでよく知られている。

特徴
常緑性の高木で、高いものだと20m近くまで成長するが、通常は5~6m程度の低木が多い。
樹形は、ごつごつしていて、樹皮には独特の縦方向のひび割れが出る。若枝には黄褐色の柔らかい毛が密生する。名前の由来は新芽が茶色いためという。
葉は倒卵形で長さ3~6cm、やや表側に盛り上がっており、周辺には鋸歯がある。
また、葉はやや厚くて硬く、表面には強い照りがある。雌雄同株。堅果(どんぐり)は長さ2cm前後で楕円形、色は褐色。
材は緻密で極めて硬い。比重が大きく、水に入れると沈む。

出典:ウィキメディア

クローバー(No.40)

2013年07月11日 | 日本の草木
クローバー(No.40)

2013.05.14@岡山県倉敷市
クローバー(英: Clover)は、マメ科シャジクソウ属(トリフォリウム属、Trifolium)の多年草の総称。
一般的にはシロツメクサを指すことが多い。約300種が全世界に分布する。
シャジクソウ属の多様性は北半球において最も高いが、南アメリカやアフリカにも多くの種が分布している。

茎は地を這うように長くのび、葉は三小葉。希に四、五および七小葉のものがある。
花期は5-9月。高さ5-20cmほどの花柄の先に長さ1cmほどの小さな蝶形の花を密集して咲かせ球状の花序をつくる。
花の色は白、黄色、ピンク、紅色など。一年草、二年草、または多年草である。
属名はラテン語の「tres」(三)と「folium」(葉)に由来し、三つの小葉を持つことを指している。
和名の「ツメクサ」の由来は、江戸時代にオランダから輸入されたガラス器の梱包の際に本草が詰め物として使われていたことから「詰草」と呼ばれるようになった。
重要な蜜源植物であり、クローバーの蜂蜜は世界で最も生産量が多い。葉は茹でて食用にすることもできる。
花穂は強壮剤、痛風の体質改善薬などとして用いられていた。解熱・鎮痛効果もあると言われている。
アイルランドでは三つ葉のクローバーなどがシャムロックと呼ばれ、国の象徴として用いられており、例えばアイルランドの国営航空であるエアリンガスは尾翼にシャムロックのマークを付けているが、厳密にはシャムロックはクローバーのみを指すものではない。
また、あるジンクスに「五つ葉のクローバーは金銭面の幸運」「二つ葉のクローバーを見つけると不幸が訪れる」というものがある。

出典:ウィキメディア

ハハコグサ(No.39)

2013年07月04日 | 日本の草木
ハハコグサ(No.39)

2013.05.14@岡山県倉敷市
ハハコグサ(母子草、学名: Gnaphalium affine)は、キク科ハハコグサ属の越年草である。春の七草の1つ、「御形(ごぎょう、おぎょう)」でもあり、茎葉の若いものを食用にする。
冬は根出葉がややロゼットの状態で育ち、春になると茎を伸ばして花をつける。
成長した際の高さは10~30cm。葉と茎には白い綿毛を生やす。花期は4~6月で、茎の先端に頭状花序の黄色の花を多数つける。

出典:ウィキメディア

スイバ(No.38)

2013年06月27日 | 日本の草木
スイバ(No.38)

2013.04.14@岡山県倉敷市
スイバ(蓚・酸い葉、学名:Rumex acetosa)はタデ科の多年草。
ギシギシという地方名もある。
また、スカンポ、スカンボなどの別名でも呼ばれることもあるが、これらはイタドリの方言名としても用いられることが多い。
英名からソレルとも呼ばれる。北半球の温帯に広く分布し、田畑や道端によく見られる。
葉は長く、付け根は矢尻型になる。雌雄異株で、花は春から初夏にかけて咲く。
葉を噛むと酸味があり、スイバ(酸い葉)などの語源となっている。
田畑や道端に多くみられる(5月)
日本では野生のものの新芽を山菜として春先にイタドリ同様に食べるが、ヨーロッパでは古くからしばしば食用(スープの実など)にされ、野菜として栽培品種もあった。
また、古代エジプトでは、食用のほかに薬用にも使われた。
ただしシュウ酸を多く含むので、大量に食べると中毒の恐れがある。

出典:ウィキメディア

キンモクセイ(No.37)

2013年06月20日 | 日本の草木
キンモクセイ(No.37)

2013.04.14@岡山県倉敷市
キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、ギンモクセイの変種。
中国南部が原産で江戸時代に渡来した。
中国では正しくは丹桂がこれに当たるが、一般には桂花の名で呼ばれることがある。
しかし桂花は木樨属におけるひとつの種名であり、金桂(ウスギモクセイ)、銀桂(ギンモクセイ)などを含む全ての亜種・変種・品種を総括するものである。
主に庭木として観賞用に植えられている。
秋になると小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放つ。
芳香はギンモクセイよりも強い。
雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しない。
雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。
花冠は白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりする。
また桂花蟹粉(芙蓉蟹の別名)、桂花鶏絲蛋、桂花豆腐、桂花火腿などのように鶏卵の色をキンモクセイの花の色に見立てて名づけられた卵料理は多く、
正月用の菓子である桂花年糕のようにキンモクセイの花の砂糖漬けを飾るなど実際にこの花が使われる料理もある[1]。
香りの主成分はβ-イオノン、リナロール、γ-デカラクトン、リナロールオキシド、cis-3-ヘキセノールなど。このうち、γ-デカラクトンなどはモンシロチョウなどへの忌避作用があることが判明している

出典:ウィキメディア

シャガ(No.36)

2013年06月13日 | 日本の草木
シャガ(No.36)

2013.04.14@岡山県倉敷市
シャガ(射干、著莪、胡蝶花、学名:Iris japonica)は、アヤメ科アヤメ属の多年草である。
人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生する。
開花期は4 - 5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。
根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は高さは50 - 60 センチ・メートル程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。
いわゆる単面葉であるが、この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向け、その面が表面のような様子になり、二次的に裏表が生じている。
学名の種小名はjaponica(「日本の」という意味)ではあるが、シャガは中国原産で、かなり古くに日本に入ってきた帰化植物である。三倍体のため種子が発生しない。
このことから日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持ち、またその分布の広がりは人為的に行われたと考えることができる。
したがって、人為的影響の少ない自然林内にはあまり自生しない。
スギ植林の林下に見られる場所などは、かつては人間が住んでいた場所である可能性が高い。
そういう場所には、チャノキなども見られることが多い。
中国には二倍体の個体があり花色、花径などに多様な変異があるという。
東京都でレッドリストの準絶滅危惧種に指定されている。
また、シャガを漢字で「射干」と書くことがある。
しかし、ヒオウギアヤメ(檜扇)のことを漢名で「射干」(やかん)というのが本来である。
別名で「胡蝶花」とも呼ばれる。

出典:ウィキメディア

タツタナデシコ(No.35)

2013年06月06日 | 日本の草木
タツタナデシコ(No.35)

2013.04.14@岡山県倉敷市
ナデシコ科ナデシコ属の常緑多年草  ダイアンサス(Dianthus) の一種。
カーネーション等の園芸品種の親でもある。
葉は灰緑色をしており、 春~夏、灰緑色の葉を密に茂らせ、切れ込みのある桃色地の花の中央に赤い輪模様が入った花を咲かせる。
用途は、花壇やコンテナなどに植えて楽しむ。


キリシマツツジ(No.34)

2013年05月30日 | 日本の草木
キリシマツツジ(No.34)

2013.04.14@岡山県倉敷市
キリシマツツジとはツツジ科の植物の一種。学名Rhododendron × obtusum 。別名キリシマ、ホンキリシマ、サタツツジ。
常緑低木で、4月から5月頃に小ぶりの花を開花させる。庭木や公園木にしたり、鉢植、切花に使われる。多くの園芸品種がある。

出典:ウィキペディア

サトザクラ(No.33)

2013年05月23日 | 日本の草木
サトザクラ(No.33)

2013.04.14@岡山県倉敷市
サトザクラ(里桜)は、サクラの園芸品種の総称だが、使われ方によりいくつかの異なる意味があり、狭義から広義に並べると、おおむね次のように分けられる。
1.オオシマザクラを基にして開発されたと考えられる園芸品種。オオシマザクラにヤマザクラ、エドヒガン、カスミザクラ、マメザクラなどを掛け合わせたものとされる。
2.異なる「群」の間の雑種全て。
3.全ての人工の園芸品種。
4.野生種の突然変異も含め、全ての園芸品種
サトザクラの歴史は、人々がサクラを庭に植え始めた平安時代からと言われる。
このころから品種の育成が行われ、人為的な交配や突然変異、野生のものからの選抜育成などが続けられた結果、200種以上のサトザクラが誕生した。
オオシマザクラの影響は大きいと言われる。
サトザクラは往々にして人間の観賞用に改良されてきたため、花びらの数の多いものや、見栄えのするものを選んで作られている。八重咲き、枝垂れ咲きの種類も多い。

出典:ウィキペディア

ウメ(No.32)

2013年05月16日 | 日本の草木
ウメ(No.32)

2013.04.14@岡山県倉敷市
ウメ(梅、学名:Prunus mume)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。
特に未成熟の種子には青酸配糖体(Cyanogenic glycosides)が含まれ、少量でも頻脈や血圧上昇の急性循環器系疾患となり、「梅は食べても実(さね)食うな、中に天神ねてござる」との諺[2]がある。
花を観賞するほか、果実を梅干し、梅酒、梅酢、梅醤やジャムなどにして食用とする。また甘露梅やのし梅などの菓子や、梅肉煮などの料理にも用いられる。
強い酸味が特徴であり、クエン酸をはじめとする有機酸などを多く含むので健康食品としても販売されている。果実から種を取り出すための専用器具も販売されている。
漢方薬では燻蒸(くんじょう)して真っ黒になった実を烏梅(うばい)といい、健胃、整腸、駆虫、止血、強心作用があるといわれる。中国では話梅(広東語: ワームイ)と呼ばれる干して甘味を付けた梅が菓子として売られており、近年では日本にも広まっている。
また、中国では紀元前から酸味料として用いられており、塩とともに最古の調味料だとされている。
日本語でも使われる良い味加減や調整を意味する単語「塩梅(あんばい)」とは、元々はウメと塩による味付けが美味くいったこと示した言葉である。
バラ科の葉や未成熟の青い果実、核の中の種子には青酸配糖体(アミグダリン)が含まれ、未熟な種子や腸内細菌の酵素により、シアンを生成する。
これが胃酸により有毒性を発揮すると、痙攣や呼吸困難、さらには麻痺状態になって死亡するといわれている。
胃酸や胃の消化酵素の分泌だけではシアンの生成は起こらないので、大量の種子をかみ砕いた場合を除いて誤摂取による中毒の危険は限られる。
アンズの種子による重症例がある一方、幼児が青梅の果肉を囓った程度では心配ないとされる。
また、梅酒の青い実や梅干しの種の中身などは、アルコールや塩分、熱により酵素が失活し、毒性は低下している。

出典:ウィキペディア

つつじ(No.31)

2013年05月09日 | 日本の草木
つつじ(No.31)

2013.04.21 @岡山県高梁市弥高山
ツツジ(躑躅)とはツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属(ツツジ属参照)の植物の総称である。
ただしドウダンツツジのようにツツジ属に属さないツツジ科の植物にもツツジと呼ばれるものがあるので注意が必要である。
また、日本ではツツジ属の中に含まれるツツジやサツキ、シャクナゲとを古くから分けて呼んでおりこれらはしばしば学術的な分類とは食い違う。
最も樹齢の古い古木は、800年を超え1,000年に及ぶと推定されている。
ツツジ属の植物はおおむね常緑若しくは落葉性の低木から高木で、葉は常緑または落葉性で互生、果実は花である。
4月から5月の春先にかけて漏斗型の特徴的な形の花(先端が五裂している)を数個、枝先につける。
また花を上手に採ると花片の下から蜜を吸うことができ第二次世界大戦中は当時の子供たちの数少ない甘みとなっていたが、レンゲツツジには致死性になりうる毒があり、
庭木として利用されることもあるので事故を避けるために注意しなければならない。

出典:ウィキペディア

サンシュユ(No.30)

2013年05月02日 | 日本の草木
サンシュユ(No.30)

2013.03.24 @岡山県倉敷市倉敷みらい公園
ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる[2]。季語は春。
中国及び朝鮮半島の原産地に分布する。
江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになった。
日本では観賞用として庭木などにも利用されている。
日当たりの良い肥沃地などに生育する。
高さ3-15 mになる落葉小高木。
樹皮は薄茶色で、葉は互生し長さ4-10 cmほどの楕円形で両面に毛がある。
3月から5月にかけ、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。
花弁は4個で反り返り、雄しべは4個。
夏には葉がイラガやカナブンの食害を受ける。
晩秋に付ける紅色楕円形の実は渋くて生食には向かない。

出典:ウィキペディア

ジンチョウゲ(No.26)

2013年04月04日 | 日本の草木
ジンチョウゲ(No.26)

2013.03.24 @岡山県倉敷市倉敷みらい公園
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。チンチョウゲとも言われる。
漢名:瑞香、別名:輪丁花。 原産地は中国南部で、日本では室町時代頃にはすでに栽培されていたとされる。
日本にある木は、ほとんどが雄株で雌株はほとんど見られない。挿し木で増やす。
赤く丸い果実をつけるが、有毒である。
花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われる。
2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく歌われる。
つぼみは濃紅色であるが、開いた花は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香を放つ。
枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。
花を囲むように葉が放射状につく。
葉は月桂樹の葉に似ている。
沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。

出典:ウィキペディア

ブラシノキ(No.24)

2013年03月21日 | 日本の草木
ブラシノキ(No.24)

2013.02.03 @岡山県倉敷市倉敷みらい公園
 ●常緑低木
 ●高さ:1.5~2m (ときに5mに達する)
 ●花期:3~7月
 ●果期:
 ●分布:オーストラリア原産(明治時代中期に渡来)
ブラシノキ(学名:Callistemon speciosus)は、フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。
別名、カリステモン(本来は属名のラテン名である)、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)。
学名のカリステモンはギリシャ語で「美しい雄しべ」という意味
オーストラリア原産で、観賞用に栽培される。5~6月頃に開花し、花弁は緑で小さくて目立たないが、赤(ときに白)の長い花糸が目立つ。
穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ。
果実は朔果(果実の一種。子房に数室あって、2枚以上の心皮から成熟してできた果実。成熟すると心皮と同数の裂片に裂け、種子を散布する。アサガオ・カタバミなどにみられる。)
で、見た目には枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見える(前記の特徴から、2,3年前の果実が順に枝に付く)。
果実には粉状の種子が入っており、オーストラリアでよく起こる森林火災が起こると割れて種子を放出する。
ブラシノキ属には計34種があり、そのうちの数種が観賞用に栽培されている。

出典:ウィキペディア、かのんの樹木図鑑

ナナミノキ【七実の木】(No.23)

2013年03月14日 | 日本の草木
ナナミノキ【七実の木】(No.23)

2013.02.03 @岡山県倉敷市倉敷みらい公園
  ●常緑高木
  ●高さ:10m
 ●花期:6月 雌雄別株(しゆうべっしゅ)
 ●果期:10~11月
 ●分布:本州(静岡県以西),四国,九州
ナナミノキ(学名:Ilex chinensis)とは、モチノキ科の植物の一種。別名ナナメノキ。
本州静岡以西、四国、九州の山地に自生する常緑高木である。
雌雄異株で6月頃に薄紫色の花を咲かせる。
ナナミノキの由来にはいろいろな説がある。
一説には,果実の形が長楕円形であり,他のモチノキ科の果実と比べ「長い」ことから,「長実の木」と言われ,それが転訛したとされる。
別名を「ナナメノキ」ともいうが,これは「ナナミ」が「ナナメ」に誤って変化したものだろう。
実際にナナミノキの幹はふつうまっすぐ伸びる。
しかし,その別名ゆえに「家がかたむく」と考えて庭木にするのを嫌う人もある。
出典:ウィキペディア、かのんの樹木図鑑