日本男道記

ある日本男子の生き様

敷栲の・・・巻四・五〇七 駿河采女

2010年12月31日 | 万葉集
敷栲の・・・巻四・五〇七 駿河采女
敷栲の・・・巻四・五〇七 駿河采女
「敷栲の 枕ゆくくる 涙にそ 浮宿をしける 恋の繁きに」

校訂原点(漢字)
「敷細乃 枕従久々流 涙二曽 浮宿乎思家類 戀乃繁尒」

現代語訳と解説
「やわらかな枕からこぼれおちる涙が溢れて、私は水に浮かぶ思いで寝ていることよ。絶えぬ恋の苦しさで」

逢いたい、逢いたいという想いから、涙がとめどなくあふれて洪水になってしまいました。
だから私は泣きぬれてその涙に浮いて寝しまったのだと、報われない恋のせつなさを歌っています。
しかし、これは架空の恋だったのでしょう。
そうでなければ采女である作者は、罪になるような秘かな恋をしていたことになります。
采女とは、国々から天皇に献上され、仕えている女性のこと。
容姿端麗で 宮中でも華やかな存在ですが、天皇以外の方に恋をするなど、とんでもないことでした。
実際に、采女は人数も多く、その中で、直接天皇にお目通りすることなど、なかなか叶いません。
だから采女には“待ち続ける女性”というイメージもあるのです。
恋とは遂げても、遂げられなくても涙するもの。激しい涙から悲しみでおぼれてしまいそうな心が垣間見えてくるのです。

Daily Vocabulary(2010/12/31)

2010年12月31日 | Daily Vocabulary
10476.worldwide(世界的に)
There are product constrainnts worldwide.
10477.book(予約する)
I'll book the flight today.
10478.escalate(上申する)
We should escalate this issue to the board of directors.
10479.feel like a million dollars(最高に調子がいい)
I feel like a million dollars this morning.
10480.reluctantly(しぶしぶ、しかたなく)
Tom reluctantly agreed to increase production by 5%, but that still leave us short.
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四国八十八ヶ所 第六十二番天養山宝寿寺/愛媛県西条市(2010/09/05)

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Daily Vocabulary(2010/12/30)

2010年12月30日 | Daily Vocabulary
10471.align with(~と一致する)
Tom reports our customers'road maps don't align with Susie's production game plan.
10472.make wave(波風を立てる)
i am sorry to make wave, but we are ready to rock and roll.
10473.make up(補う)
With only a little increase in capacity, Tom could make up difference.
10474.about the size of it(ほぼ間違いない)
That is about the size of it in Japan are compulsory.
10475.think outside of the box(ふだんと違った考え方)
Let's think outside of the box.
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桜 ``コブクロ``

2010年12月29日 | 私の好きな歌
桜 ``コブクロ``

名もない花には名前を付けましょう この世に一つしかない
冬の寒さに打ちひしがれないように 誰かの声でまた起き上がれるように

土の中で眠る命のかたまり アスファルト押しのけて
会うたびにいつも 会えない時の寂しさ
分けあう二人 太陽と月のようで

実のならない花も 蕾のまま散る花も
あなたと誰かのこれからを 春の風を浴びて見てる

桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ
涙と笑顔に消されてく そしてまた大人になった
追いかけるだけの悲しみは 強く清らかな悲しみは
いつまでも変わることの無い
無くさないで 君の中に 咲く Love・・・

街の中見かけた君は寂しげに 人ごみに紛れてた
あの頃の 澄んだ瞳の奥の輝き 時の速さに汚されてしまわぬように

何も話さないで 言葉にならないはずさ
流した涙は雨となり 僕の心の傷いやす

人はみな 心の岸辺に 手放したくない花がある
それはたくましい花じゃなく 儚く揺れる 一輪花
花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる
嵐 吹く 風に打たれても やまない雨は無いはずと

桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ
涙と笑顔に消されてく そしてまた大人になった
追いかけるだけ

Daily Vocabulary(2010/12/29)

2010年12月29日 | Daily Vocabulary
10466.projection(予測、見通し)
They are based on the projection we got.
10467.ceiling(上限)
Those can't be ceiling.
10468.gist(言いたいこと、骨子)
If I get your gist, You're worried about supply shortage.
10469.go a long way(強く裏付ける)
The test results go a long way to confirm Tom's concern.
10470.constraint(制限、制約)
There will be product supply constraint in Japan.
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公冶長第五1

2010年12月28日 | 論語を読む

【原文】
子謂公冶長、可妻也、雖在縲紲之中、非其罪也、以其子妻之、

【読み下し】
子、公冶長を謂わく、妻(めあ)わすべきなり。縲紲(るいせつ)の中(うち)に在りと雖(いえ)ども、其の罪に非らざるなりと。其の子(こ)を以てこれに妻わす。

【通釈】
先生は公冶長(こうやちょう)のことを「妻どりさせてよい。獄中につながれたことはあったが、彼の罪ではなかった」といわれ、そのお嬢さんをめあわせられた。

【English】
The Master said of Kung-ye Ch'ang that he might be wived; although he was put in bonds, he had not been guilty of any crime. Accordingly, he gave him his own daughter to wife.

『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。



Daily Vocabulary(2010/12/28)

2010年12月28日 | Daily Vocabulary
10461.graveyard shift(深夜勤務)
I am working the graveyard shift in Tokyo.
10462.flexible(柔軟な)
Thanks everyone for being flexible about the start time.
10463.spreadsheet(集計表)
I hope everyone has the spreadsheet as well.
10464.outcome(結果、達成目標)
what's the desired outcome ?
10465.launch(新発売)
The purpose of this meeting is to plan and cordinate the launch Proton in japan.
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pat boone - love letters in the sand

2010年12月27日 | 私の好きな歌
pat boone - love letters in the sand


On a day like today
We pass the time away
Writing love letters in the sand
How you laughed when I cried
Each time I saw the tide
Take our love letters from the sand
You made a vow that you would always be true
But somehow, that vow, meant nothing to you.
Now my broken heart aches, with ev'ry wave that breaks
Over love letters in the sand.
While precious teardrops fall
Your mem'ry I recall
And the days that used to be
The skies were blue above
It was the dawn of love
But you've forgotten me.
On a day like today
We pass the time away
Writing love letters in the sand
How you laughed when I cried
Each time I saw the tide
Take our love letters from the sand
You made a vow that you would always be true
But somehow, that vow, meant nothing to you.
Now my broken heart aches, with ev'ry wave that breaks
Over love letters in the sand.



Daily Vocabulary(2010/12/27)

2010年12月27日 | Daily Vocabulary
10456.plant relocation(工場移転)
At theend of this meeting,I'd like a decision on the plant relocation.
10457.will(意思)
Where there's a will, there's a way.
10458.meeting minutes(議事録)
I'll take the meeting minutes and send a meeting summary later.
10459.under control(統制が取れている、平静な)
The factory is under control.
10460.availability(供給量、在庫)
Please open Tom's spreadsheet on product availability.
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7・深川万年橋下(View through under Mannen-bashi Bridge at Fukagawa)

2010年12月26日 | 富岳三十六景
7・深川万年橋下(View through under Mannen-bashi Bridge at Fukagawa)
この図は、北斎の遠近法の機構美を発揮した佳作の一つである。思い切った構図、橋を中央に大きく描いた構図は人の目を驚かすといっていい、それでいて、この構図が少しも奇異でなく、落付いた一幅の絵となっているのは、隅田川の対岸遠く見える富士の姿である。
この富士の偉容が、たとえ小さくとも、この絵の主点となって全体を引きしめ、調整して佳作としているのである。

※富岳三十六景
「冨嶽」は富士山を指し、各地から望む富士山の景観を描いている。
初版は1823年(文政6年)頃より作成が始まり、1831年(天保2年)頃から1835年(同4年)頃にかけて刊行されたと考えられている。[1]版元は永寿堂西村屋与八。
発表当時の北斎は72歳と、晩年期に入ったときの作品である。また西洋画法を取りいれ、遠近法が活用されている事、当時流行していた“ベロ藍”ことプルシャンブルーを用いて摺ったことも特色である。
浮世絵の風景画は当時「名所絵」と呼ばれており、このシリーズの商業的成功により、名所絵が役者絵や美人画と並ぶジャンルとして確立したと言える。
「凱風快晴」や「山下白雨」のように、富士山を画面いっぱいに描いた作品から、「神奈川沖浪裏」や「甲州伊沢暁」のように遠景に配したものまであり、四季や地域ごとに多彩な富士山のみならず、各地での人々の営みも生き生きと描写している。
日本のみならず、ゴッホやドビュッシーなど、世界の芸術家にも大きな影響を与えた。
当初は名前の通り、主版の36枚で終結する予定であったが、作品が人気を集めたため追加で10枚が発表され、計46枚になった。追加の10枚の作品を「裏富士」と呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2010/12/26)

2010年12月26日 | Daily Vocabulary
10451.come to pass(起こる、実現する)
If you keepwaiting, good things will soon come to pass.
10452.sell someone on(~を人に売り込む、~を人に受け入れさせる)
Tom sold me on buying the new cell phone.
10453.sell out to(~にすっかり売り払う、~に売却する)
The owner sold out to the big company after he was offerewd a large sum.
10454.sell something for a song(二束三文でモノを売る)
He sold his antiquesfor a song because he needed the money rightaway.
10455.wade into(水、人ごみの中などを歩いていく)
The president waded into the jostling crowd during election campaign.
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四国八十八ヶ所 第五十九番金光山国分寺/愛媛県今治市(2010/09/05)

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日本人の知らない日本語2

2010年12月25日 | 読書日記
日本人の知らない日本語2
蛇蔵,海野凪子
メディアファクトリー

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【一口紹介】
◆内容紹介◆
お待たせしました!!大ベストセラー『日本人の知らない日本語』第二弾が登場です。
ファンも多かったルイ君(オタクのフランス人)、ジャックさん(日本語堪能)をはじめ、新キャラクターが大活躍。
学生さんたちもパワーアップして、凪子先生も大忙し・・・。
今日も日本語に関する珍問奇問に答えます!!
思わず爆笑、そしてためになる日本語コミックエッセイです。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
「日本語の謎」に日々気づかされる日本語教師の日常。
大爆笑の日本語バトル、待望の第二弾。

【読んだ理由】
続編。

【印象に残った一行】
【畳化】tatamiser(タタミゼ)フランス語の新語。外国人の日本化をさす。
 肩がこったから シップを貼ろうと 思うとき
 ※ヨーロッパには基本的に「肩こり」という概念がない。シップもあまり売っていない。

【コメント】
柳の下の二匹目のなんとやら・・・だが、それなりに楽しめる。
 



Daily Vocabulary(2010/12/25)

2010年12月25日 | Daily Vocabulary
10446.come home to roost(わが身に跳ね返る、身から出た錆)
Our boss disdain toword his staff will come home to roost.
10447.come apart(ばらばらになる、壊れる)
My car is so old that I am afraid it would come apart on that rough road.
10448.come around(意見を変えて同意する)
She hesitated for along time but eventually we got fer to come around.
10449.come back to(思い出される、人の記憶によみがえる)
Everything came back to me when I visited that old village.
10450.come forward(名乗り出る、現れる、志願する)
You don't know when and how information is come forward on the Internet.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News

四国八十八ヶ所 第五十九番金光山国分寺/愛媛県今治市(2010/09/05)

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春日野の・・・巻四・五一八 石川郎女

2010年12月24日 | 万葉集
春日野の・・・巻四・五一八 石川郎女
春日野の・・・巻四・五一八 石川郎女
「春日野の 山辺の道を 恐なく 通ひし君が 見えぬころかも」

校訂原点(漢字)
「春日野之 山邊道乎 於曽理無 通之君我 不所見許呂香聞」

現代語訳
「春日野の、あの山ぞいの難路もおそれることなく通って来てくれたあなただったのに、お見えにならぬこのごろよ」